発売日に購入した
「iBasso Audio DC03」
現在、どこのShopを見ても、在庫切れで入荷待ち状態になっています。
※人気があったのか、そもそも初回出荷数が少なかったのかは不明ですが。。。
前回の記事「 【レビュー】iBasso Audio DC03 買って分かった事 」では、見た目の部分を中心にレビューを行いましたが、今回実際に使ってみて分かった事を記事にしたいと思います。
1.使用機材について。
今回、「iBasso Audio DC03」の音を聴くのに使用した物は以下となります。
① SAMSUNG Galaxy S9+
私の私用スマホです。
購入してから約2年半経ちますが、バッテリーの持ちや動作のもっさり感もなく快適に使えており、かなりモンスタースマホですね。。。
② Neutron Music Player
当ブログを読んでくださっている方から教えてもらったプレーヤー。
ロックなど楽器などの音をしっかり楽しみたい方にはかなりお勧めするプレーヤーです。
詳しくは「 【使ってみた】再生アプリ Neutron Music Player を数日使って分かった3つの事 」をご参照下さいませ。
③ JVCケンウッド HA-FX1100
WOODシリーズ前フラグシップ機、HA-FX1100です。
これは本当に名機だと思います。
情熱的な音楽を好む方は、ぜひ売られている時に購入を。
詳しくは「 【おすすめイヤホン】HA-FX1100のレビュー 」をご参照下さいませ。
④iBasso Audio DC03
今日はこれが主役です。(主役なのに4番目の紹介。。。)
2.実際に音を聴いてみて分かった事
2.1.音場が広くなったのと低音部分の迫力が増した
「Galaxy S9+」のイヤホンジャックに挿して音楽を聴いた後、「iBasso Audio DC03」を介して音楽を聴いてみたのですが。。。
あれ??余り変化がない???
というのが正直な感想です。
大体、何かしらの変化を感じるものなのですが、聴き始めは何処に違いが有るんだろう??というような感じ(笑)
その後、今日まで一日1時間以上は「iBasso Audio DC03」を介して音楽を聴いていたのですが、その際、何点か気づいた事が有りました。
それが、「音場が広く感じられる」のと「低音部分の迫力が増した感じがする」という点です。
「iBasso Audio DC03」を介すことで、上記2点に変化を感じる事が出来ました。
私は低音に迫力がある方が好きなので、この変化は良いポイントです。
ただ、「Galaxy S9+」で「iBasso Audio DC03」を使いたいと思われている方は、劇的な変化が見られないので、購入されたら拍子抜けしてしまうかもしれませんので注意が必要です。
2.2.専用アプリ「iBasso UAC」で音量を細かく調整可能
「iBasso UAC」を利用する事で、「iBasso Audio DC03」のハードウェアボリューム調整が可能になります。
調整幅は64段階あるので、かなり細かくハードウェアレベルで調整が出来るようになります。
この64段階はかなり使えます。
後、メーカーの方でも、「iBasso UAC」を入れるのを推奨している様子。
理由としては、接続する機器によっては音量が大きくなりすぎる場合がある為との事。
実際に、私の「Galaxy S9+」も初回接続時に音楽を聴いた時にイヤホンを取り外さないといけない程の音量で出力されたので、まさに上記の事が該当するのだと考えられます。
「iBasso UAC」で適切な音量に調整する事でより良いリスニング環境の構築が出来るため、「iBasso Audio DC03」を購入したらぜひ入れるアプリですね。
2.3.音楽を聴いていない場合も「iBasso Audio DC03」は起動し続け、スマホのバッテリーを使う
これは、注意が必要ですね。
私は、音楽を聴いていない時は、電力消費はしていないのかなと思っていたのですが、しっかりと「Galaxy S9+」側から電気を供給してもらっている状態になっておりました。
なぜ気づいたか。
「Galaxy S9+」に「iBasso Audio DC03」を接続しっぱなしで小一時間程音楽を聴かず放置していたのですが、片付けようと「iBasso Audio DC03」を触った際、再生している時と同じ温度で発熱していたので、あれ??と思い、「Galaxy S9+」のバッテリーゲージを見るとしっかりバッテリーが減っている状態でした。
なので、使わない場合は外して保管をしておく事を忘れないようにしないといけないのはちょっと手間かなと感じております。
3.最後に
Galaxy S9+ で iBasso Audio DC03 を使って分かった3つの事を纏めました。
思っていた以上の変化が見られず、ちょっと拍子抜けしてしまった感じです(苦笑)
これは、「Galaxy S9+」の性能がいいのか「iBasso Audio DC03」が値段相応なのか、よくわからないですね。。。
今度は、「Windows PC」や「Mac」、「iPad」に接続して聴いてみたらどうなるかも試してみたいと思います。
ここで何かしらの変化がみられて、買って良かった思うものになって欲しいですし、見られている方にも買ってみようと思う内容になって欲しいと思います。
コメント
コメント一覧 (8件)
どうもいつもお世話になってます。
Takaさんは耳が良いですね。
その思ったよりも大差ないと言う感想、実は模範解答なんですよ(;´∀`)
何故かと言うと音質って別にDACチップだけでは決まらないんですよね。
出せる電力量やパーツのサイズ、アナログ回路が関わってきます。
ただDC03だけでなくDC01、02もそうですがDACだけ変えても音の傾向は変わるが音質は急上昇する事はないと言うのが真実なんですよ〜
DC03はスマホ内蔵のDACよりは大きなスペースやパーツを使われているかも知れませんが電力供給はスマホからのバスパワーですし…
(この時の過剰な電力消費がDACチップだけでなく音質を向上させてるのか?)
ただ数万円のDAPよりも音が良いとレビューされてる方もいます…
しかし、基本的に数万円のDAPになるとバッテリーもアナログ回路もDC03よりもリッチになっています。
それは単にその音傾向の変化が自分に合ったと言う事とcs43131を2機搭載!とかAK4493搭載!みたいな謳い文句につられてしまっているのだと思います。
高性能なDACチップが搭載されているDACと知ってから聴くと当然バイアスが掛かりますしね。
>たくみさん
コメントありがとうございます!
たくみさんのコメントを読ませて頂いて、非常に納得できました!!
私自身「デュアルDAC搭載!」やら「高性能DAC搭載」と謳い文句を見てバイアスは掛かってたと思いますが、私の耳がそのバイアスを取り除いてくれたのかもしれません(笑)
今回「DC03」を使用して微かに感じた「音場が広くなった」「低音域が増した」などが、DACチップの恩恵になるのかもですね。
たくみさんのコメントを見て思い出したのが「iBasso Audio DX220 MAX」ですね。
実際に視聴したのですが「これ別格やわ」と感じた記憶が蘇りました(笑)
これこそ、たくみさんの言う「出せる電力量」「パーツのサイズ」「アナログ回路」を高音質にするために専用設計したDAPなんだなと。
かなりお高い部類のDAPにはなりますが、あれは買っても良かったかなぁと思ったりもしました。
今後も、レビューで皆さんに製品の事をお伝えする時は、フラットな状態で、自分の感じるままに(良い事も悪い事も)伝えられるようにしていきたいと思います!
はじめまして!
youtubeきっかけでkzイヤホンを購入し、中華の沼にはまってしまっているアラフォーサラリーマンです(笑)
私はスマホでAmazonHDを聞いておりますが、もっといい音で聞きたい!とDAPやらポタアンやらネットで調べていたところ、ここにたどり着きました。
スマホ『AQUOS R5G(ハイレゾ対応)』+『DC03』もしくは『DC04』で検討しておりましたが、レビューを見る限り『DC03』はあまり体感できなさそうですね…私も同じ結果になるような気がしてきました。
明日、明後日にでもネットで購入しようかと思っておりましたが、『DC04』のレビューを読ませていただいてどちらにしようか決めようかと思っております。
引き続き楽しく読ませていただきますね!
>Kazutoさん
コメントありがとうございます!
記事を読んで頂き、非常に嬉しい限りです。
Kazutoさんもはまっておりますね。。。
私は、HiBy R6 Pro ALを購入してから、かなり沼に入り込んでおります(笑)
DC03ですが、聴いてすぐ分かる変化というのはあまり感じる事が出来なかったのが正直な所です。
理由として考えられるのはDC03の電源かなと。
スマホからのバスパワーという事もありパワー不足というのは否めないですね。
やはり専用設計されたDAPには敵わないかなと思います。
ですが、DC04は4.4mmのバランス接続端子になり、バランス接続イヤホンを使えるので、音質は多少は変わるのではないかと期待しています。
ただバランス接続になる分、接続側の端末(スマホ)のバッテリーの消費やDC04の発する熱も大きくなるかと思うので、ここは難しい所ですね。
今週末、ちょうど視聴会が有るので、聴いて来てまた記事にしたいと思いますので楽しみにしておいて頂ければと思います!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
DC03さっそく聞いてみました!
音源はいつものAmazon HD。イヤホンは下記の通りです。
①kzのZAXイヤホン&Tripowin Zonie 16芯銀メッキケーブルとパソコン
②kzのASXと純正ケーブルとパソコン
取り合えずサウンドコントロール>プロパティで設定をいじって…①の組み合わせがいい感じです!
さらに楽しい音になりました!
なんて表現したらよいか…語彙力がないのでうまく言えませんが感じたままに。
低音~高音まで全体の音が強い?音が届くスピードが速いというか…音の空間が広くなったような感じと言えばいいのでしょうか。もともと低音がこもり気味?だった音が切れがよくなったというか…まとまりませんが、全体のバランスがよくなったそんな感じがしました。
さて、スマホとの組み合わせはというとですね…全くといって変化がない気がします。
アプリのせいでしょうか?androidのAmazon HDアプリとパソコン版Amazon HDで聞いた時の音が変化の度合いが違うような気がします。…android?それともandroid版Amazon HD?ってなにかしら制限されているような…
自分が買ったものを変化なし、とは思いたくありませんが…う~ん…これは…変わっていないかもしれません…スマホにもよるのでしょうか。
>Kazutoさん
コメントありがとうございます!
なるほど、PCで使用すると変化を実感する事ができるのか。。。Mac book Airで試してみようかしら。。。
「音の空間が広くなる」のは、確かにスマホでもわずかながら感じる事はできたので、これはデュアルDACの効果なのかなと思ったりもしますね。
やはり、スマホはそうですよねぇ。。。(苦笑)
私は「Neutron Music Player」で音楽を再生して比較したのですが、顕著に変化を感じる事が出来なかったので、制約が有るとするならば
アプリというよりは、OS側(Android)に何かしら有るのかもしれません。
ただ、KazutoさんがPCでDC03を使われて、音楽を楽しく聴けるようになったのは、良かった出来事です!
それが一番ですしね(^^b
そうです!基本自宅で聞くことが多いのでノープロブレムです!楽しければ問題なし!
今日も夜更かしコースです(笑)
amazon HDの説明文を読んでいたら見つけてしまいました…Androidは外付けUSB-DACは対応していない旨の文言が…やはりOSですか…しかし、Android+ibassoDC01~03はいいよ!っていう記事を多々みかけるのですが…わからなくなってきました…今日はもう一回スマホ+DC03で聞いてみます!
ちなみに私のパソコンは8年くらい前のdynabookにwindows10を突っ込んでますから、音楽デバイスとしての機能はそんなに高くないはずです。
なので体感できた可能性もありますのであしからず(笑)
>Kazuto さん
コメントありがとうございます。
「Android OSには「AudioFlinger」というミキサー機構があり、ここをバイパスさせないことにはハイレゾ再生が難しい」
と記載がありますね。
つまり、再生アプリ依存になり「Amazon HD」はこれをバイパスさせるように作られていない為、「48kHz/16bit」になってしまうと言う事ですね。。。
調べていくと、色々分かって面白い。。。
体感ができた事が一番なので、問題なしかと思います!
やっぱり、音楽は良い音で聴きたいですからね。
これからも、色々なデバイス探しを行って、より良い音が聴けるようにしていきたいですね!