皆様、イヤホンを購入した際、標準のイヤーピースで満足はしていませんか？
意外と見落とされがちな、イヤーピース。
このパーツを変える事で、新たな音楽ライフを楽しめる用になる、重要なパーツの一つだと、私は考えております。
今回は、私が今使っているコンプライ製のイヤーピースに関してレビューをし、おすすめと思う点、これはちょっと。。。と思う残念な点をしっかりと伝えていきたいと思います。
１．おすすめポイント１ 高い装着感
おすすめポイントその１は、標準には無い高い装着感が上げられます。
コンプライのイヤーピースは、低反発ポリウレタン素材を用いている為、イヤーピースをつまんだ後、すぐ元の形状に戻らず、ジワァアアっと戻っていきます。
この特性を利用して、装着前に親指でつまみ細くなった所で耳に入れると、耳の形状に合わせて戻っていく為、高い装着感を得る事が出来る様になります。
耳に引っ付く様な感じでしょうか。
この感覚は、標準で付いているイヤーピースには無い感覚で、しっかりと耳の形状にハマった時、外音が入り込みにくくなり、物凄く静かになるので、初めて使う人はびっくりするのでは無いかと思います。
親指でつまんだ時の画像が以下。
そして、元の形状に戻った時の画像が以下です。
※指が汚いのはお許しください。。。
高い装着感が得られる事で、
- イヤホンが外れにくくなるので、良いポジションで音楽を聴く事ができる。
- 外音の侵入が減るので、低音がより響く用になり、音楽全体の迫力が増す。
- 外音の侵入が減る事で、音量を上げ過ぎる事なく、良い音を聴けるので耳にも優しい。
と言ったメリットを受けれます。
私は、低音が好きな為、２つ目の項目で音質が向上した事が良かったです。
２．おすすめポイント２ 種類が豊富
コンプライのイヤーピースは、本当に種類が豊富です。
お店で見た事がある人や、すでに持ってられる方はご存知かと思うのですが、まず、その多さにびっくりします（笑）
そして、自分の持っているイヤホンにどれが装着できるのか絶対に悩み、店員さんに確認します。
それだけ、イヤホンが百花繚乱存在しているという事であり、コンプライ社もそれに合わせ作っているその誠意に感動を覚えます。
コンプライ社が展開しているイヤーピースのシリーズは下記をご参照下さい。
私が今所持している2つのイヤホン「Panasonic製 RP-HDE3」と「JVCケンウッド製 HA-FX110」で使用したコンプライのイヤーピースは以下。
| シリーズ | Ts-type アジアンフィット |
| ノズルタイプ | 400 |
| サイズ | L |
| 耳垢ガード | 無し |
耳垢ガードも選べるのもコンプライの利点ですが、お店で試した時、少しこもった音が私には合わなかったので、私は無しの物を購入しております。
上記、リンク先をご覧いただけたかと思いますが、本当にたくさんのパターンがあるので、試着が出来るイヤホン専門店などで一度試してもらった方が良いと思います。
絶対に自分のイヤホンにあった物が見つかると思うので、これだ！と思うのを見つけて、音楽ライフをより楽しめる用にしていきましょう！
３．イマイチなポイント１ 価格が高い
これが一番気になる所ですね。
ワンペアで¥1,000超えます。
イヤホンは耳に入れる物で、耳の内壁に接触するイヤーピースは清潔に保つ必要が有ります。
シリコン素材のイヤーピースは水洗いが出来、常に清潔を保てるのですが、ポリウレタン素材のコンプライのイヤーピースは水洗いが出来ない為、１〜２ヶ月程度で交換が必要です。
また、低反発ポリウレタンの素材であるコンプライのイヤーピースは、シリコン素材のイヤーピースに比べ耐久性も劣るので、交換頻度も高くなり、コストもかかります。
４．イマイチなポイント２ HA-FX1100は標準のイヤーピースの方が好きな音が聴ける
これは、私にとって結構残念な点でした。
メインで使用しているHA-FX1100は、本体も大きく重いので、標準のイヤーピースだと結構不安定でよく抜けたので、装着感を期待してコンプライのイヤーピースを購入したのですが、装着感は向上したものの、音が自分の好きな音にならなかったのです。
HA-FX1100の標準で付いているイヤーピースは、内壁にスパイラルドットと呼ばれる加工がされており、これが私の好きな音に貢献している様で、装着感を取るか、音質を取るかを考えた末、好きな音楽を好きな音質で聞きたいという事が勝ち、標準のイヤーピースに戻ってしまいました。
本当に、奥が深いですねぇ。。。
これがオーディオ沼にハマるきっかけになるんですよね。
５．最後に
今回は、コンプライ製イヤーピースのおすすめな点と残念な点をご紹介しました。
自分の好きな音に辿り着けるまで時間はかかりますが、私のレビューで購入にあたっての参考にして頂ければ幸いです。