「SONY WF-1000XM4」の試聴と予約をしに行ったはずなのに、気づいたら購入してしまっていた、
「JBL CLUB PRO+ TWS」
音質が良く満足度が高い製品
ですが、
ない物ねだりをしたいのが人間の性で、もっといい音で音楽を聴きたいという欲求を抑えられない人も多くいるかと思います。
そんな時は「イヤーピース」を変更してみるのがお手軽な方法です!
ただ、他社のイヤーピースを試してみたいけど試聴が可能な店が近くに無くて、結局付属のイヤーピースを使い続けてる方も多いはず。
それはもったいない!!
今回は、自分が今持っているイヤーピース5種類を使って聴き比べてみた結果をまとめ、どれがオススメなのかを記事にしてみました。
自分の耳に合ったイヤーピースを探すのは結構大変ですが、見つかった時に音楽を聴くのが今まで以上に楽しくなるので、この記事が手助けになれば幸いです。
さて、今回はどんな結果となるのか、乞うご期待。
今回使用したイヤーピース
今回は以下5種類のイヤーピースを使用しております。
付属イヤーピース | Final | JVCケンウッド | コンプライトゥルーワイヤレス | コンプライTs-200 |
各イヤーピースを装着して視聴した結果
今回の結果を5段階で評価したいと思います。
付属イヤーピース
●付属イヤーピース
●評価
低音 | 高音 | 耳へのFit感 | イヤホン本体への装着性 |
★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
●結果
<おススメポイント>
購入時に付属しているイヤーピースのため、イヤホン本体への装着性がピカイチ。
ノズル部分が太くなっている「JBL CLUB PRO+ TWS」にもすんなりと装着する事が出来、外れるような事もなく安心して使う事が出来る。
<いまいちなポイント>
耳へのFit感が良くなく、非常に不安定な感じを受ける。
耳へのFit感が良くない事が影響して、低音も高音もスカスカの音になってしまい、「JBL CLUB PRO+ TWS」が持つ音の迫力を感じる事が出来ず非常に残念。
Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様
●Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様
●評価
低音 | 高音 | 耳へのFit感 | イヤホン本体への装着性 |
★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
●結果
<おススメポイント>
耳へのFit感に関しては、付属のイヤーピースと比べかなり良い。
イヤーピースの傘の部分が付属のイヤピースより柔らかいので、耳の奥までしっかりと入って耳にピッタリと装着出来る。
これは「柔らかシリコン」と「薄く作られている所」がかなり貢献しているかと考えられる。
音質に関しては耳にピッタリとFitする事も有って、「低音」が良く響き「JBL CLUB PRO+ TWS」が持つ音の迫力を堪能する事が出来る。
<いまいちなポイント>
付属のイヤーピースと比べイヤホン本体への装着性が落ちる(装着し難い)為、他のイヤーピースに入れ替えを頻繁にする人は面倒くささを感じるかもしれない。
JVCケンウッド スパイラルドットSF
●JVCケンウッド スパイラルドットSF
●評価
低音 | 高音 | 耳へのFit感 | イヤホン本体への装着性 |
★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
●結果
<おススメポイント>
高音部分が綺麗に聴こえる所がおススメポイント。
特に、ヴォーカルの音声が非常に聴き取りやすくなったので、ヴォーカルメインの楽曲を聴かれる方は非常におススメ。
これほど、ヴォーカルの音がクリアになった要因としてはイヤーピース内部に有る「スパイラルドット」が功を奏していると考えられる。
<いまいちなポイント>
低音部分が弱い為、「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」と比べ物足り無さを感じる。
耳へのFit感は、「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」には劣る。
付属のイヤーピースと比べイヤホン本体への装着性が落ちる(装着し難い)為、他のイヤーピースに入れ替えを頻繁にする人は面倒くささを感じるかもしれない。
コンプライ トゥルーワイヤレス
●コンプライ トゥルーワイヤレス
●評価
低音 | 高音 | 耳へのFit感 | イヤホン本体への装着性 |
★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
●結果
<おススメポイント>
特になし
<いまいちなポイント>
イヤホン本体への装着が非常に難しく、ぐっと押し込んでグリグリイヤピースを回してねじ込む事でやっと装着できる(これでも装着出来ない事が有る)。
また、耳へのFit感も良くない。
耳へのFit感が良くないので「低音」「高音」とも音がスカスカで、音楽を楽しむ事が出来ない。
値段が他のイヤーピースに比べて割高(1ペアで¥1,650前後する)なので、もし購入を検討する場合は、
「耳にFitするか」
「自分好みの音が聞こえるか」
をしっかり確認し購入をおススメする。
コンプライ Ts-200
●コンプライ Ts-200
●評価
低音 | 高音 | 耳へのFit感 | イヤホン本体への装着性 |
★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
●結果
<おススメポイント>
日本人の耳にFitするように作られたイヤーピースと言う事もあり、今回の製品の中でダントツにFit感が良い。
耳にピッタリとFitする事も有り、「低音」が良く響き「JBL CLUB PRO+ TWS」が持つ音の迫力を堪能する事が出来る。
<いまいちなポイント>
「コンプライ Ts-200」を「JBL CLUB PRO+ TWS」に装着すると、収納ケースに「JBL CLUB PRO+ TWS」を格納できない。
音・Fit感がイイだけに残念。
結果まとめ
視聴した結果、
●「JBL CLUB PRO+ TWS」のエネルギッシュな音質を楽しみたい
⇒「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」
●「JBL CLUB PRO+ TWS」でクリアな音楽を楽しみたい
⇒「JVCケンウッド スパイラルドットSF」
という結果になりました。
今回、付属のイヤーピースがいまいちだったので、社外品のイヤーピースが効力を発揮しました。
「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」の薄く柔らかいシリコンに慣れてしまった私の耳は、厚みが有って固めのシリコンの拒絶反応が強いのかもしれません。。。
その中で昨年11月に発売された「JVCケンウッド スパイラルドットSF」は、聴いてすぐ「お、ボーカル聴きやすい」と感じるほど中・高域の音が非常にクリアになるので聴いてみて面白かったです。
中・高域の音(特にボーカル)をじっくりと聴く場合は「JVCケンウッド スパイラルドットSF」、豊かな低音を聴きたい場合は「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」と使い分ける事で音楽を楽しむ幅がグッと増えそうです。
最後に
今回は、「JBL CLUB PRO+ TWS」に5種類のイヤーピースを装着して聴き比べを行ってみました。
今回は「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」や、新たな伏兵「JVCケンウッド スパイラルドットSF」の2つが「JBL CLUB PRO+ TWS」の音を楽しく聴かせてくれるイヤピースという結果になりました。
イヤーピースを変える事で、「付属イヤーピースの不満点の解消」や「より自分好みの音に変える事が出来る」ので、もし「JBL CLUB PRO+ TWS」の購入を検討されている方は、今回の結果も参考にイヤーピースも一緒に購入して頂ければ、より満足する音で音楽を楽しむ事が出来ますよ!
「JBL CLUB PRO+ TWS」を所持されている方で、このイヤーピースもおススメという製品が有りましたら、コメント頂ければ幸いです。