「KZ ZAR」とはどんな製品なのか【注目する点の解説有り】

KZ

皆様こんにちは、Taka(@Taka31599979)です。

KZ Audioのリリースラッシュで毎月何かのイヤホンをブログでご紹介していますが、また興味深いイヤホンの発表が有ったのでご紹介します。

それが

「KZ ZAR」
KZ Audio「KZ ZAR」商品紹介ページより引用

です。

「1DD + 7BA」という「ハイブリット & 多ドライバー構成」で非常にコストパフォーマンスが高い「KZ ZAシリーズ」。

その新製品となる「KZ ZAR」が一体どんな製品か気になる所です。

なので、本記事では下記の内容

・「KZ ZAR」とはどんな製品?仕様面

・「KZ ZAR」とはどんな製品?注目すべき点

について、前機種「KZ ZAS」と比較しながらに記事に纏めました。

今回の記事はメーカーKZ Audioの「KZ ZAR 商品紹介ページ」と「KZ ZAS 商品紹介ページ」から得た情報となります。

それでは、最後までお付き合いくださいませ。

「KZ ZAR」とはどんな製品?仕様面

KZ ZAR」の仕様は下記の通り。

KZ ZARKZ ZAS
ドライバー1DD + 7BA1DD + 7BA
再生周波数帯域20Hz ~ 40kHz20Hz~40kHz
インピーダンス16.5 ± 3Ω24Ω
感度109 ±3dB109 dB
ハウジング軽量合金&樹脂素材キャビティメタル・樹脂パネル & 樹脂素材の軽量キャビティ
コネクター0.75mm 2-pin コネクター
3.5mm プラグ
0.75mm 2-pin コネクター
3.5mm プラグ
ケーブル8ストランド銀メッキケーブル8ストランド 200 コアの銀メッキ ケーブル
価格マイクなし:$78.67、マイクあり:$79.65マイクなし:$59.40、マイクあり:$61.21

「KZ ZAR」とはどんな製品?注目すべき点

新開発低周波磁気ドライバーを搭載

注目すべき点の一つ目。

それは新開発低周波磁気ドライバーを搭載しているという点です。

KZ Audio「KZ ZAR」商品紹介ページより引用

このダイナミックドライバーに関しては、下記特徴が明記されていました。

New magnetic circuit dynamic unit
Excellent magnetic circuit system structure. The magnetic gap is only about 0.15mm. Even more impressive is mass production’s consistency, and the quality control is within 1.5 dB. Any of these data can beat competing products that make a living by upgrading diaphragm materials.
The upgrade of these structural systems has greatly improved the overall performance, matching the design of the four-layer voice coil wire, making the low frequency more impactful, flexible, and deep dive.

磁気ギャップは約0.15mm品質管理は1.5dB以内

このような構造システムのアップグレードによってパフォーマンスが大幅向上し、低域にインパクトが生まれより深みを増した音が出力されるようになっているとの事です。

これの品質が量産のドライバーで搭載されている事に他のメーカーには無い利点があるという事ですが、やはりこればかりは実際に音を聴いてみないと何とも言えないですよね。

前期種である「KZ ZAS」と比べてどう変化しているか、非常に聴いてみたいと感じる内容となっています。

新しいBAドライバー「30019S」を搭載

注目すべき点の二つ目。

それは新しいBAドライバー「30019S」を搭載しているという点です。

KZ Audio「KZ ZAR」商品紹介ページより引用

このBAドライバーに関しては、下記特徴が明記されていました。

30019S Balanced Armature
As a replacement version of 30095, the 30019S Balanced Armature highlights the ultra-high frequency performance, improves the overall analysis ability, and clarifies the details.

「30019S」は超高周波帯域を大幅に強化し、より高い明瞭さを表現してくれるドライバーになっているとの事。

前期種である「KZ ZAS」では、「30019」と「S」がついていないバージョンのBAドライバーだったので、これも変更点となります。

高音域の強化とより明瞭な音を出力できるBAドライバーという事で、「KZ ZAS」と比べて音は変わっている可能性もあるので、こちらも音を聴いてみたいです。

最後に

KZ Audio「KZ ZAR」商品紹介ページより引用

今回はKZ ZARに関しまして、記事にまとめました。

KZ ZAR 商品紹介ページ」の情報を読んでブログ記事をまとめている時に感じた事は

●ドライバーに変更は有るもののその他は大きな変更点が無く、マイナーバージョンアップ感がある

という事です。

超高周波帯域を強化した「30019S」BAドライバーと、より深みを増した低音を奏でる「新開発低周波磁気ドライバー」。

この二つの搭載で、よりドンシャリが強めのイヤホンになってはいそうですが、実際に音を聴いてみるとあまり大きな変更が感じられないかもと思ってしまいました。

なので「KZ ZAS」を所持している人は、あえてこちらを購入する必要はないかも。。。

実際に視聴が出来る店舗が有れば聴き比べしてみたいですね。

現在Amazonでも購入は可能(納期は2023年3月頃)

また、AliExpressで41%offのセール(中国からの発送が2月14日からなので、下旬ごろの納期)を行っているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

もしこのブログを見られた方で購入されたという方がいらっしゃいましたら、コメント頂ければ幸いです!

それでは、失礼します。

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