「HiBy ZETA」はどんな製品なのか?【5点について解説】

皆様こんにちは、Taka(@Taka31599979)です。

今回は中国のメーカー「HiBy」から発表された新しいイヤホンをご紹介。

それが

「HiBy ZETA」
HiFiGo「HiBy ZETA」商品紹介ページより引用

です。

最近は「HiBy R6 Gen3」発表のニュースもあり盛り上がっているHiByですが、そのHiByからフラグシップイヤホンが発表がされたので、一体どんな製品なのか気になる所。

今回はそんな「HiBy ZETA」について、下記の内容について調べた事を纏めましたので気になる方はご覧いただければ幸いです。

・「HiBy ZETA」とはどんな製品?仕様面

・「HiBy ZETA」とはどんな製品?注目すべき点

「HiBy ZETA」とはどんな製品?気になる点

内容に関してはHiFiGoの「HiBy ZETA 商品紹介ページ」から得た情報となります。

それでは、最後までお付き合いくださいませ。

HiBy ZETA」とはどんな製品?仕様面

「HiBy ZETA」の仕様は下記。

HiBy ZETA
ドライバー10mm ダイナミックドライバー × 1
BAドライバー × 4
ESTドライバー × 4
インピーダンス
感度112dB
再生周波数帯域20Hz – 40kHz
ハウジングチタニウム合金
ケーブル高純度8芯OCC銅ケーブル(フルバランス 8 コア リッツ編組構造)
コネクター0.78mm 2ピンコネクタ
重量10.6g
価格$1,299

仕様で目を惹くのはやはり「1DD+4BA+4EST」トライブリッド構成でしょう。

その他、気になる点を次の章で詳しく解説していきます。

HiBy ZETA」とはどんな製品?注目すべき点

1DD+4BA+4EST 計9ドライバーのトライブリッド構成

注目すべき点の一つ目。

それは「1DD+4BA+4EST 計9ドライバーのトライブリッド構成という点です。

ドライバーの内容は下記の通り。

HiFiGo「HiBy ZETA」商品紹介ページより引用

低音用:ダイナミックドライバー × 1 (ダイアフラムにケブラー繊維を用いた 10mm 液体シリコンサラウンド ダイナミックドライバー )
中音(低)用:BAドライバー × 1(Sonion BAドライバー)
中音(高)用:BAドライバー × 2(Knowles BAドライバー)
高音用:BAドライバー × 1(Knowles BAドライバー)
超高音用:ESTドライバー × 4(第三世代 Sonion 静電ドライバー)
と、HiBy ZETA用にカスタマイズされたドライバーをこれでもかとハウジング内に詰め込まれています。
それも、各音域に特化したドライバーとなっており、どのような音を聴かせてくれるのか楽しみな内容。
これだけ、手の込んだドライバーを搭載ともなると、価格が$1,299と高額になるのもうなずけます。

5-way 物理的&電子的 クロスオーバー搭載

注目すべき点の二つ目。

それは「5-way 物理的&電子的 クロスオーバー搭載」という点です。

多ドライバーになると、帯域は広がるけど、各ドライバー音の出し方によって不自然に聴こえたり、情報量が増えすぎて思った音に聴こえなかったりする事も。

「HiBy ZETA」では、その不自然さを無くし自然で音のディテールをはっきりさせるべく、2つのクロスオーバーを搭載しています。

一つ目が「電子的に制御するクロスオーバー」。

HiFiGo「HiBy ZETA」商品紹介ページより引用

商品紹介ページには下記の様に紹介されております。

Through precision crossover design, the five bands of 9 drivers are molded into a complete whole, for smooth and natural transitions and preservation of all musical details.

※HiFiGo「HiBy ZETA」商品紹介ページより引用

9つのドライバーから発せられる音がが5バンド(低音・中音(低)・中音(高)・高音・超高音)に正確に振り分けられられるように設計されたクロスオーバーになっているとの事。

そして二つ目が「物理的に制御するクロスオーバー」。

HiFiGo「HiBy ZETA」商品紹介ページより引用

商品紹介ページには下記の様に紹介されております。

With independent chambers and tubing for eatch of ultrasonic, high, mid-high, mid-low to subbass bands, these serve as physical components of the 5-way crossover, further ensuring seamless cooperation of the 5 bands.

※HiFiGo「HiBy ZETA」商品紹介ページより引用

それぞれの音域用のドライバーに物理音響チューブを装備。

5-way クロスオーバーの物理コンポーネントとして機能しているとの事です。

この設計により、チューブの長さや容積で位相のズレを吸収し、より自然な音を出すことが可能に。

電子的、かつ物理的に9つのドライバーを5バンド(低音・中音(低)・中音(高)・高音・超高音)に正確に振り分けるように作られた「HiBy ZETA」がどんな音を奏でてくれるのか、非常に聴いてみたいと感じました。

チタニウム合金による美しいハウジング

注目すべき点の三つ目。

それは「チタニウム合金による美しいハウジング」という点です。

HiFiGo「HiBy ZETA」商品紹介ページより引用

上記、画像を見て頂いても分かる通り、非常に質感が高い。

HiFiGo「HiBy ZETA」商品紹介ページより引用

曲線も滑らかで、美しい造形物を見ているような存在感を醸し出しています。

この見た目を生み出しているのが「CNC機械加工技術」

高精度な加工でチタンをより美しい見た目に作り上げており、非常に所持欲を高めてくれる製品に仕上がっているのではないでしょうか。

完全バランスケーブルを標準付属

注目すべき点の三つ目。

それは「完全バランスケーブルを標準付属」という点です。

HiFiGo「HiBy ZETA」商品紹介ページより引用

ケーブルは「高純度 8芯OCC銅ケーブル」。

リッツ編組ケーブル構造で内部抵抗が低く非常にバランスのとれたケーブルとなっていてサウンド出力を効果的に向上させる作りになっているとの事です。

ケーブルの終端は「4.4mm」、コネクターは「2 ピン 0.78mm」。

「HiBy ZETA」はバランス接続したときに進化を発揮するイヤホンになっていると、付属のケーブルがバランスケーブルのみというのを見て判断できます。

HiBy ZETA」とはどんな製品?気になる点

気になる点が一つ。

それは「インピーダンスが9Ω」とかなり小さいという点です。

抵抗が小さければ出力が弱い機器(例えばスマホ等)でも、音量を上げすぎる必要なく使用する事が出来ますが、気になるのはノイズ

抵抗が小さい分ノイズも乗りやすくなります

なので、静かな曲等を聴いた時などは、かなりホワイトノイズが気になるのではと感じました。

ここは、購入時に注意しておくべき点で、実際に視聴が出来たら確認してみたいポイントです。

まとめ:「HiBy ZETA」は非常に気になる製品

HiFiGo「HiBy ZETA」商品紹介ページより引用

今回は「HiBy ZETA」に関しまして、記事にまとめました。

HiFiGoの「HiBy ZETA商品紹介ページ」の情報を読んでブログ記事をまとめている時に感じた事は下記3点。

1DD+4BA+4EST 計9ドライバーのトライブリッド構成
●9ドライバー5-wayを効率的に鳴らす事を可能にした物理的&電子的クロスオーバー
●非常に美しく所持欲を満たす見た目

チタン合金のハウジングに搭載された9つのドライバーと、そのドライバーを効率的に鳴らす物理的&電子的クロスオーバーで音質面の向上を図っているのが非常に魅力的です。

あとチタン合金による美しいハウジングは、所持している人を十分満足させる事が可能な見た目になっているのではないでしょうか。

日本での発売は不明ですが、もし視聴機が店頭に並んだのなら聴いてみたいそんな商品だと感じました。

もしこのブログを見られた方で購入されたという方がいらっしゃいましたら、コメント頂ければ幸いです!

以上、Taka(@Taka31599979)でした。

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