皆様こんにちは、Taka(@Taka31599979)です。
年末に向け、各メーカーが色々な新製品を発表してきている今日この頃。
そんな中、HiByから注目する超ド級DAPが発表されました。
それが
「HiBy RS8」
※HiBy RS8 プレスニュースより引用
です。
情報はWeb上には上がっていましたが、ようやく発売と言う事で、HiByユーザーだけでなくDAPユーザーも興味を持ってらっしゃる方も多いのでは無いでしょうか。
HiByのWebページにて仕様面や性能に関して色々と情報が展開されておりましたので、今回は皆様が知りたいと思われる
1.「HiBy RS8」とはどんな製品?仕様面
2.「HiBy RS8」とはどんな製品?注目すべき点
の2点について記事にまとめ、情報を展開していきたいと思います。
もし、興味のある方はご覧いただければ幸いです。
「HiBy RS8」とはどんな製品?仕様面
まずは仕様面に関して、以下の表にまとめました。
比較対象に「New HiBy R6」を載せておりますので、ご確認頂ければと思います。
HiBy RS8 | HiBy R8 | |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.5インチ(1980×1080)Full HD(IPS) | 5.5インチ(1980×1080)Full HD(IPS) |
SoC | Snapdraon665 | Snapdraon660 |
DAC | R-2R(Darwin Ⅱアーキテクチャ採用) | AKM AK4497 × 2 |
ネットワーク | Wi-Fi(2.4/5GHz) | 4G(SSモデルのみ) Wi-Fi(2.4/5GHz) |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
Bluetoothコーデック | SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC、UAT | SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC、UAT |
USB | USB3.1 | USB3.1 |
OS | Android 12 | Android 9.0 |
RAM | 8GB | 4GB |
内部ストレージ | 256GB | 64GB |
SDカード | micro SD(最大2TB) | micro SD(最大2TB) |
DSD | DSD1024 | DSD512 |
PCM | PCM1536 | PCM768 |
MQA | 16倍展開 | 16倍展開 |
バッテリー | 12,000mAh | 10,000mAh |
充電時間 | 約5時間 | 約5時間 |
再生時間(3.5mm) | Turbo on:8時間 Turbo off:12時間 | 14時間 |
再生時間(4.4mm) | Turbo on:6時間 Turbo off:8時間 | 13時間 |
ヘッドホン 出力 | ステレオミニ:3.5mm バランス:4.4mm | ステレオミニ:3.5mm バランス:4.4mm |
ライン出力 | ステレオミニ:3.5mm バランス:4.4mm | ステレオミニ:3.5mm バランス:4.4mm |
アウトプットパワー(32Ω) | 3.5mm:280mW 4.4mm:780mW | 3.5mm:300mW 4.4mm:1088mW |
サイズ(H × W × D) | 143×82×22(mm) | 143×81×20(mm) |
重量 | 584g | R8AL:420g R8SS:520g |
本体素材 | 純チタン | アルミ or ステンレススチール |
カラー | グレー | ブラック |
価格 | 未定 | R8AL:¥213,270(税込)※ヨドバシ R8SS:¥266,200(税込)※ヨドバシ |
「HiBy RS8」とはどんな製品?注目すべき点
DACチップに「R-2R」を採用
注目点の一つ目。
それは「SDACチップに「R-2R」を採用」している点です。※HiBy RS8 プレスニュースより引用
この「R-2R」DAC。
オーディオ専用のDACではなく医療計測用として主に使われているDACで、オーディオ用の⊿Σ方式のDACと比べてより自然な音に変換できるようになると言う事です。
ただコストが高く搭載する際の難易度が高いため中々お目にかかれないDACだと、販売代理店の飯田ピアノの担当の方に伺った事が有ります。
HiByは「R-2R」DACの搭載には意欲的で、「HiBy RS6」「HiBy RS2」に続く3台目になる「HiBy RS8」。
「HiBy RS6」の音を実際に聴いた時は
・非常に暖かみのある音質
・音場が広い
の印象を受けました。
今回、より進化した「HiBy RS8」でどういった音を聴かせてくれるのか、非常に楽しみです。
次世代の Darwin Ⅱアーキテクチャを搭載
注目点の二つ目。
それは「次世代の Darwin Ⅱアーキテクチャを搭載」している点です。
「Darwin Ⅱアーキテクチャ」ですが、「Darwin アーキテクチャ」からの進化が凄い。
●Darwin ⇒ 6個の高速スイッチ、92個の高精度抵抗
●Darwin Ⅱ ⇒ 12個の高速スイッチ、184個の高精度抵抗
と、前世代の倍に。
倍になる事で、
●Darwin と比較して、ダイナミックレンジが15dB増加
●サンプルレートはDSD1024x、PCM1536kHzまで対応
となり、もうポータブル機器とは考えられないような性能を発揮する製品になっています。
はっきり言ってポータブル機器でここまで必要なのかと考えさせられる性能に驚きです。
Class Aヘッドフォンアンプを搭載
注目点の三つ目。
それは「Class Aヘッドフォンアンプを搭載」している点です。
HiBy初「Class Aヘッドホンアンプ」を搭載した「HiBy R5 Gen2」。
その「HiBy R5 Gen2」と比べ「HiBy RS8」は下記の様に構成が変わっています。
「HiBy R5 Gen2」で「Class Aヘッドホンアンプ」をOnにして視聴した時、
●音の厚みが増し、特にボーカルの音が非常に聞こえやすくなった。
●全体的に柔らかく暖かみがある音質に変わった。
とかなり音質向上を感じる事が出来たので、新たにアンプ構成が一新された「HiBy RS8」では、かなり変わるのではと考えられます。
今から非常に楽しみですね。
独立した電源供給で干渉を排除
注目点の四つ目。
それは「独立した電源供給で干渉を排除」している点です。
「デジタル回路」「DAC回路」「プリアンプ回路」「ヘッドフォン回路」をそれぞれ独立。
それぞれの回路に干渉する事なく電力を供給する事が可能な作りになっています。
干渉ゼロでそれぞれの回路に安定した電力供給が出来るので、より音質向上が期待できますね。
ボディに純チタンを採用している
注目点の四つ目。
それは「ボディに純チタンを採用している」点です。
プレスニュースには下記の様に記載されていました。
The RS8’s titanium body is formed from a single solid slab of titanium via CNC in 17 advanced steps over 19 hours for each unit, forming its bold lines with precision
チタンの塊から19時間という時間をかけて17の工程を経てボディを形成するという事で、かなり力を入れて作られているのが分かります。
チタンを使用する事で、見た目も手触りも非常に質感の高いものに仕上がっているのではないでしょうか。
まとめ:「HiBy RS8」は非常に気になる1台
「HiBy RS6」は非常に気になる1台だと感じました。
その理由は
●「R-2R」DACと「Darwin Ⅱアーキテクチャ」の組み合わせで、可能性無限大な端末に仕上がっている。
●バージョンアップしたClass Aヘッドフォンアンプを搭載している。
●独立した電力回路で、より安定した電力を供給可能である
●チタンボディによる質感向上に成功している
の上記4つ。
やはり、次世代の「Darwin Ⅱアーキテクチャ」搭載で一体どのような進化となっているのか非常に気になります。
その他フラグシップ機に相応しい新しい機能や設計がなされているのも見逃せませんね。
一体どんな端末になっているのか、本当に楽しみな端末の一つです。
発売日が12月9日、予約が11月11日から開始されるという事。
最近の情勢上、予約しないと恐らく手に入らないのではないかと考えられるので、欲しい方は予約をお勧めします。
もし、予約した!という方がいらっしゃいましたらコメント頂ければ幸いです。
それでは、失礼します。