FiiO が「FiiO FH7S」を発表!その性能は?【解説&FiiO FH7との比較あり】

皆様こんにちは、Taka(@Taka31599979)です。

FiiOのサイトにて新たなイヤホンが発表されていたので、ご紹介いたします。

それが、

FiiO FH7S
FiiOの「FH7S 商品ページ」より引用

です。

「FiiO FH7S」は、FiiOのハイブリットIEMシリーズである「FH」シリーズの最新型のイヤホンで、「FiiO FH7」の後継に当たる機種。

最近のFiiOは完成度の高いイヤホンをどんどん市場に投入しているので、新しいイヤホンとなると興味を持たれる方も多いと思います。

なので、今回は「FiiO FH7S」に関して以下の内容

1.「FiiO FH7S」とはどんな製品?仕様面

2.「FiiO FH7S」とはどんな製品?注目すべき点

について記事をまとめ皆様に情報を展開していきたいと思います。

今回の記事はから得た情報を元にまとめております。

では、ご覧ください!

「FiiO FH7S」とはどんな製品?仕様面

性能面に関して、前機種「FiiO FH7」と比較してみようと思います。

FiiO FH7SFiiO FH7
ハウジングアルミ合金(セミオープン型)アルミ・マグネシウム合金
ドライバー構成4BA+1DD4BA+1DD
ダイナミックドライバー13.6㎜ DLC・ダイナミックドライバー13.6㎜ ベリリウムコーティング・ダイナミックドライバー
BAドライバーKnowles BAドライバー
・Custom Knowles DFK BA × 1

・Knowles SWFK-31736 × 1
Knowles BAドライバー
・Custom Knowles DFK BA × 1
・Knowles SWFK-31736 × 1
再生周波数帯域10Hz〜40kHz15Hz ~ 40kHz
感度104dB111 dB
インピーダンス18Ω16Ω
付属ケーブルの長さ1.2 m1.2 m
本体重量9.0グラム8.15 g
本体色ブラックブラック
ケーブル着脱MMCXMMCX
ケーブル高純度銀メッキ単結晶銅ケーブル高純度単結晶銅リッツ・ワイヤ
サウンドチューニングフィルター3種類3種類
プラグ交換可能プラグ(4.4mm、3.5mm)L字形プラグ
価格$399.99(¥57,371)(AliExpressでの価格)¥54,780(ヨドバシでの価格)

※「FiiO FH7」の仕様はFiiOのFH7 商品ページから、「FiiO FH7S」のFiiOのFH7S 商品ページ仕様は抜粋しています。

「FiiO FH7S」とはどんな製品?注目すべき点

FiiO FH7S用にカスタマイズされた4BA+1DDのドライバーを搭載

「FiiO FH7S」の注目すべき点、一つ目。

それは「FiiO FH7S用にカスタマイズされた4BA+1DDのドライバーを搭載」している事です。

構成図は下記の通り。

FiiOの「FH7S 商品ページ」より引用

イヤーノズルの部分に「BAドライバー」が搭載され、ハウジング部分に「ダイナミックドライバー」と「BAドライバーが搭載されている構成になっています。

各ドライバーを詳しく見ていくことにします。

まずは「ダイナミックドライバー」から。

今回搭載されているダイナミックドライバーは「13.6㎜ DLC・ダイナミックドライバー」で、ハウジングの中心にドンと鎮座する非常に存在感のあるドライバーになっています。

FiiOの「FH7S 商品ページ」より引用

今回のドライバーはFiiO自社開発の第二世代「DLC(ダイヤモンドライクカーボン)」を使用したドライバーで、FiiOのハイブリットイヤホンの最上位機種「FiiO FH9」と同じものを搭載。

第二世代のドライバーは第一世代と比べ磁石密度が20%向上していると言う事なので、強力な磁石でより重厚な低音を発生させることが出来ると考えられます。

次は「BAドライバー」。

BAドライバーはイヤーノズル部分に高音域を担当する「Knowles SWFK-31736、ハウジング部分に中音域を担当する「Custom Knowles DFK BAが搭載されています。

FiiOの「FH7S 商品ページ」より引用

中音域を担当する「Custom Knowles DFK BAは「FiiO FH7S」用にカスタマイズされた専用のBAドライバー。

「FiiO FH7S」では、この中音域の改良を行って「低音⇔中音⇔高音」の音のつながりを良くし、より自然により快適に音を楽しめるように作られているという事で、一体どんな音が聴けるのか、今から楽しみで仕方が有りません。

ハウジングがセミオープン型に変更

「FiiO FH7S」の注目すべき点、二つ目。

それは「セミオープン型のハウジング」になっている事です。

FiiOの「FH7S 商品ページ」より引用

前機種の「FiiO FH7」は上記画像の様に、大きな開放口は無かったので、ここは大きな改良点の一つです。

セミオープンになる事による利点は「音場は広くなる」「圧迫感の軽減」などが考えられますが、開放口が有るという事は音が外に漏れやすくなるので、音漏れを気にする必要が有るかもしれません。

歯擦音を除去するノッチフィルターを搭載

「FiiO FH7S」の注目すべき点、三つ目。

それは「歯擦音を除去するノッチフィルターを搭載」している事です。

FiiOの「FH7S 商品ページ」より引用

この「ノッチフィルター」に関して、FiiOの商品紹介ページには下記の説明がされていました。

Eliminate Sibilance and restore the beauty of vocals Unique notch filter technology

Using finite element analysis and after numerous experiments, the development team created a unique notch filter for the FH7S. the notch filter precisely guides sound waves to eliminate unwanted resonances between the shell, sound tube,and ear canal to suppress undesirable sibilance – resulting in a detailed, transparent yet unfatiguing sound.

FiiOの「FH7S 商品ページ」より引用

上記の説明から「ノッチフィルター」を搭載する事で、

●外耳道の間の不要な共鳴を排除
●歯擦音を抑制
する事が出来るという事です。
イヤホンにおいて「共鳴によるノイズ」や「スーっという歯擦音」は非常に気になるもの。
こういった不要な音を「ノッチフィルター」を用いる事で軽減し、自分の聴きたい音に集中できる音作りに力を入れている当製品は非常に魅力を感じますね。

最後に

今回は「FiiO FH7S」についてご紹介いたしました。

FiiOの「FH7S 商品ページ」より引用

「独自セッティングされた「4BA+1DD」のドライバー構成」や「不要な音を除去するノッチフィルター搭載」などかなり満足度が高いイヤホンになりそうな感じです。

日本での発売は現状どこにも情報が上がっておらず未定。

値段が$399.99(¥57,371)(AliExpressでの価格)とミドルクラスの価格設定となっているので、視聴無しでの購入は抵抗がありますね。。。

日本でも発売となり、視聴機が出回りだしたら一度視聴してみたいですね。

もしAliExpress等海外通販などで購入された方などいらっしゃいましたら、コメント頂ければ幸いです。

それでは失礼します。

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