皆様こんにちは、Taka(@Taka31599979)です。
「Astell&Kern」からUSB-DACケーブルの第2弾
「AK HC2」
の発売が決まりました!
前機種「PEE51」は「Astell&Kern」からUSB-DACケーブルが発売されるという事もあり、色々な記事が上がったり高評価を得られた端末だったのですが、今回発売される「AK HC2」は一体どんな製品に仕上がっているのか、非常に楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「AK HC2」に関して、以下の内容
1.「AK HC2」その性能は?
2.「AK HC2」の注目すべき点
について記事をまとめ、皆様に情報を展開していきたいと思います。
今回の記事は「Astell&Kern」のPRODUCTページから得た情報を元にまとめております。
では、ご覧ください!
「AK HC2」その性能は?
性能面に関して、前機種「PEE51」と仕様面の比較をしてみます。
AK HC2 | PEE51 | |
---|---|---|
DAC | CS43198 × 2 | CS43198 × 2 |
THD+N | 0.0004% (@1kHz) | 0.0004% (@1kHz) |
出力レベル | 4Vrms (負荷なし) | 2Vrms (負荷なし) |
S/N 比 | 122dB (@1kHz) | 118dB (@1kHz) |
周波数特性 | ±0.011dB (20Hz~20kHz) ±0.145dB (20Hz~70kHz) | ±0.03dB (20Hz~20kHz) |
IMD | 0.0003% (800Hz 10kHz (4:1)) | 0.0003% (800Hz 10kHz (4:1)) |
PCM | 384kHz / 32bit | 384kHz / 32bit |
DSD | DSD256 | DSD256 |
入力 | USB Type-C | USB Type-C |
ヘッドホン出力 | – | 3.5mm |
バランスヘッドホン出力 | 4.4mm | – |
サイズ(W × H × D) | USBプラグ:12mm × 21mm × 6.5mm 本体:22.8mm × 60mm × 12.1mm | USBプラグ:12mm × 20mm × 8.2mm 本体:17mm × 50mm × 10.3mm |
重さ | 約29g | 約25g |
カラー | Dark Silver | Titan |
本体材質 | アルミニウム | 亜鉛合金 |
価格 | $170 | $110 |
変更点を、赤太文字にして表しています。
「AK HC2」の注目すべき点
4.4mmバランス出力化に伴う高出力化&ノイズフリー化
「AK HC2」の注目すべき点1つ目。
4.4mmバランス出力に変更になった事にともなう高出力化とノイズフリー化された事です。
出力レベルとしては
●PEE51:2Vrms
●AK HC2:4Vrms
と、前機種「PEE51」と比べ2倍の出力レベルとなっており、イヤホン&ヘッドホンの性能をより生かせるようになっています。
また、「AK HC2」の商品紹介ページには下記の様にも紹介されていました。
With the use of the 4.4mm balanced output, a higher output can be achieved with clearer channel separation while minimizing noise. With HC2 you can enjoy high-quality sound via a balanced output that brings out the best performance in your headphones or earphones.
要約すると、「4.4mmバランス出力対応により、ノイズを限りなく抑えながらチャンネル分離がより明確になった」とあります。
今回の4.4mmバランス出力化で、より高出力でノイズレスの音楽を楽しむ事が出来るようになっているという事で、「PEE51」をすでに持っている方も楽しめるし持っていない方でも新たな気持ちでより良い音楽を楽しめる機種になっているのではないでしょうか。
ノイズを極限まで抑えるケーブルの採用
「AK HC2」の注目すべき点2つ目。
ノイズを極限まで抑えるべく徹底的にシールド化されたケーブルを採用している点です。
まず銅芯線には「錫(すず)コーティング」が施され、耐食性を向上させています。
そして、そのケーブルを保護するべく2種類のシールドが用いられております。
1つ目が「アルミニウムフィルム」のシールド。
2つ目が「錫(すず)」がコーティングされた銅線を編み込んだシールド。
この2つのシールドでケーブルの耐久性を高め、そしてノイズの干渉を最小限に抑える事に成功しているとの事です。
これでタッチノイズなども軽減され、ノイズレスな音楽環境を作ることが出来るのではないでしょうか。
ボリュームコントロールアプリ対応
「AK HC2」の注目すべき点3つ目。
ボリュームコントロールアプリに対応しているという点です。
専用アプリを利用する事で「AK HC2」のボリュームをより細かく調整する事が可能になります。
そして、一番重要なのが「最大音量に設定される」もしくは「小音量で再生される」などの互換性の問題を解消できるという事。
同じUSB-DACの「iBasso DC03」で実感はしているのですが、スマホ(当時はGalaxy S9+)で「iBasso DC03」を使用した際に、勝手に最大音量に設定され音が出た瞬間にイヤホンをぶん投げた記憶があります(笑)
最後に
今回は、「AK HC2」に関して記事にまとめました。
「PEE51」からの変化点として、
●4.4mmバランス接続に対応したことで、高出力化&分離感を増した音が出力されるようになった
●ノイズを極限まで抑えるケーブル設計になった
●専用のアプリに対応
が上げられ、より普段使いとして使いやすくなったと感じるバージョンアップとなっています。
スマホやノートPCなどで音楽を聴く場合、「AK HC2」を使用する事で「よりクリア」で「より分離感の高い」音楽を楽しめるようになるのは、ユーザーとしては嬉しいポイントですね。
これなら、今使っているデバイスを気軽に高音質化できるので、DAPの購入すべきか悩んでいる方はまず「AK HC2」を購入してワンランク上の音質を目指すのも良いかなと思います。
発売日は、6月17日。
今から発売が非常に楽しみですね。
それでは、失礼します。