完全ワイヤレスイヤホンのイヤーピース、自分のサイズに合うものを見つけるのは至難の技ですよね。
着け心地が良くても、充電ケースに収まらず、諦めてしまった事は多々あるのではと思います。
そんな中、finalが素晴らしい製品を発売してくれました!
それは、、、
「final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」
です。
以前、この記事でも紹介しましたが、本製品を早速購入し「Noble FALCON」で使用して見ました。
さて、どんな結果になったのか。。。
記事にまとめましたので、お読み頂ければ幸いです。
1.ファーストインプレッション
見た目はどうか、触り心地・着け心地は一体。。。
気になりますよね。
では早速、見ていこうと思います!
1.1.開封の儀
今回は、自分の耳にあうサイズを見つける為に「全サイズ同梱のお試しパッケージ」を購入しました。
パッケージはこんな感じ
そして、開封。
左から、
「S S」、「S」、「M」、「L」、「LL」
と5種類のイヤーピース が入っております。
これだけ、入っていれば、どれかは一つ自分の耳の大きさにあったサイズが見つかりますね。
1.2.見た目はどうか?
見た目はどうか?
やはり「完全ワイヤレス専用仕様」と銘を打っているだけあって、イヤーピースの傘の山がだいぶ低く設計されています。
今、「Noble FALCON」にはコンプライの「Truly Wireless Mサイズ」を使用しておりますが、傘の山の高さはほぼ同じくらいでした。(下記画像を参照)
※山の高さは「8mm」弱。
山の高さが同じということは、「final TYPE E」を「Noble FALCON」に装着しても、充電ケースに格納出来ると言うことなので、自分の耳に合うものがあって、音質等も満足できるのであれば今後も使い続ける事が可能になります。
イヤーピースの選択肢が広がるのは本当に良いことです。
実際に、それぞれのサイズのイヤーピースを「Noble FALCON」に装着して見ましたので、見た目を確認いただければと思います。
①サイズ「SS」
②サイズ「S」
③サイズ「M」
④サイズ「L」
⑤サイズ「LL」
「Noble FALCON」のボディー色:黒に合わせて、「final TYPE E」も黒にしましたが、まるで純正のように、マッチングもぴったりです。
「final TYPE E」はクリアも発売されているので、もし「Noble FALCON」のボディー色:白をお持ちの方は、クリアを購入されれば良いかと思います。
1.3.触り心地はどうか?
かなり柔らかいです。
シリコンのイヤーピースでは、HA-FX1100用としてJVCの「スパイラルドット」を持っているのですが、それと比べて明らかに柔らかいです。
これだけ柔らかいと、確かに耳に入れた時の異物感はかなり軽減されるのではと思います。
メーカーの製品紹介サイトにも下記の用な説明がされておりますが、これが実感できる製品ですね。
異物感を少なくするためには、傘部の「柔らかさ」が重要です。そのため、より柔らかいイヤーピースを開発する必要がありました。従来のTYPE Eの傘部のシリコンの硬度(硬さ)は、弊社の製造限界まで柔らかいため、試作を繰り返しましたが、これ以上硬度を下げることができませんでした。そこで、傘部のシリコンを0.1mm薄く成形することで、同じ硬度でもより柔らかくすることに成功しました。この極薄のシリコンを採用した傘部により、耳穴に吸い付くようにピッタリとフィットします。
0.1mm薄くしても、傘の部分は潰れることなくしっかり形状を保っているのですごい。
メーカーの技術の賜物ですね。
1.4.着け心地はどうか?
着け心地は、メーカーの商品紹介ページにある説明通り
「耳穴に吸い付くようにピッタリとフィット」
します。
フィットした後は、本当に異物感も感じられず、快適です。
これだけぴったりフィットすると、音質(特に低音部分)はかなり改善されるのでは無いかと思います。
1点気になるのは、耳穴に吸い付くようにフィットしすぎて、圧迫感を感じる事でしょうか。
イヤーピースの傘の部分が柔らかくなった事で、耳穴にピッタリ合う用になった事が要因だと考えられます。
これは慣れる気もしますが、もしこの圧迫感が気持ち悪いなぁと感じたら、ワンサイズ(もしくはツーサイズ)小さいイヤーピースで試して見て、自分が一番心地良いサイズを選べば良いかと思います。
全サイズ同梱のお試しパッケージを購入すれば試せるので、まず初めはALLサイズお試し版を買う事をオススメします。
2.final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様を使って分かった事
さて、この章では実際に使って分かった事を述べていきたいと思います。
2.1.音質改善(特に低音)
やっぱり、一番変化したのがこれだと思います。
「Truly Wireless Mサイズ」は、低反発素材を使っているのですが、他のコンプライ製品に比べると密着感が少なく、音質面でもちょっと残念でした。
「final TYPE E」は耳にしっかり密着してくれるので、しっかりとした低音が聴けるようになりました。
「Noble FALCON」はドンシャリではなくフラットな音質なので、低音部分は物足りない感じがする時が有りますが、「final TYPE E」と以前記事でも紹介した「FALCONのイコライザ設定」でだいぶ満足のいく音質に変わるのではと思います。
2.2.普段使用しているイヤーピースのサイズよりワンサイズ大きくした方が良い
私は普段「Mサイズ」のイヤーピースを使用しているので、「final TYPE E」も初めはMサイズのイヤーピースを装着し、耳の中に入れて見たのですが、
位置合わせに苦労しました。
その為、何度も耳の中でグリグリしたのですが、あまり良いものでは有りません。。。
なので、ワンサイズ大きい「Lサイズ」を試して見たところ、
1回のグリ
でぴったりフィットしました(笑)
後、試して見て分かったのですが、左耳の穴の大きさが右耳の穴の大きさよりも大きいようで、左耳だけ「LLサイズ」にして見た所、こちらも「1回のグリ」でフィット。
今回、全サイズ同梱のお試しパッケージを購入しているので、こういった自分の耳に合うサイズを見つけられるのは嬉しい発見ですね。
2.3.お値段がお買い得すぎる
これも購入のポイントの一つになるでしょう。
各サイズ 2ペア入りで「¥980」です。
今回、私が購入した全サイズ同梱のお試しパッケージは全サイズ1ペア入りで、お試し価格の「¥980」。
無茶苦茶にお買い得です。。。
本体もシリコン製なので、汚れたら洗って使えるし、低反発タイプのものより耐久性もあるので、コストパフォーマンスは最高な製品ですね。
まずは、私のように全サイズ同梱のお試しパッケージを購入し、自分に合うサイズを試して、次の購入は各サイズを購入していくと言うのがおすすめです。
2.4.耳穴に密着しすぎて、圧迫感を感じられる事があるかも
1章のファーストインプレッションでも書きましたが、
耳穴に密着しすぎて、ものすごく圧迫感を感じる
ようになるかもしれません。
この感覚は人それぞれであり、特に気にならない人もいれば、気持ち悪いと感じる人もいるかと思います。
私はコンプライのイヤーピースで密着感は慣れているのですが、あまりにも圧迫感を感じて辛い場合は、イヤーピースのサイズダウンを行ってみるのも一つの手です。
全サイズ同梱のお試しパッケージは全てのサイズが1セットずつ入っているので、自分にあったサイズを探すのにはぴったりのパッケージになっています。
3.最後に
今回は
「final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」
に関してレビュー記事を書いて見ました。
久々に、自分の中ではヒットした製品になりました。
特に「Noble FALCON」に使っていたコンプライのイヤーピース があまり良くなかったので、お値段も安く音質も向上した事で大満足な製品となりました。
皆様も、完全ワイヤレスイヤホンをお持ちで標準付属のイヤーピースに満足ができていない方がいらっしゃいましたら、「final TYPE E」をお試し頂ければなと思います。
それでは、良い音楽ライフをお過ごし下さい。