「KZ SA08 Pro」とはどんな製品なのか【注目する4点の解説有り】

KZ

皆様こんにちは、Taka(@Taka31599979)です。

KZ Audioからまたまた新しい製品が発表されましたので、本日はご紹介いたします。

それが

「KZ SA08 Pro」

HiFiGo「KZ SA08 Pro」商品紹介ページより引用

です。

画像を見て頂いても分かる通り、完全ワイヤレスイヤホンの最新作になります。

名前からしても「KZ SA08」のアップグレード版という事が分かる当機。

非常に気になる方も多いのではないでしょうか。

なので、本記事では下記の内容

・「KZ SA08 Pro」とはどんな製品?仕様面

・「KZ SA08 Pro」とはどんな製品?注目すべき点

について、「KZ SA08」と比較しながらに記事に纏めました。

今回の記事は「KZ SA08 Pro」はHiFiGoの「KZ SA08 Pro 商品紹介ページ」から、「KZ SA08」はKZ Audioの「KZ SA08 商品紹介ページ」から得た情報となります。

それでは、最後までお付き合いくださいませ。

「KZ SA08 Pro」とはどんな製品?仕様面

「KZ SA08 Pro」の仕様は下記の通り。

KZ SA08」と比較してみます。

KZ SA08 Pro
KZ SA08
ドライバー22955 BAドライバー x1
29689 BAドライバー x1
31736 BAドライバー x2
22955 BAドライバー x1
29689 BAドライバー x1
31736 BAドライバー x2
再生周波数帯域20~40kHz
感度102dB
BluetoothVer5.2Ver5.0
対応コーデックAptXAAC
再生時間本体:6時間
ケース込み:24時間
重量イヤホン本体:7.3gイヤホン本体:5.7g(片方)
ケース:44g
価格$73(HiFiGoでの価格)¥6,380(Amazonでの価格)

※仕様が不明な部分は空白にしています。

比較してみると、何点か改善されているポイントが有りますね。

次の章で、その内容を纏めていきます。

「KZ SA08 Pro」とはどんな製品?注目すべき点

Bluetooth バージョンが 5.2 にアップしている

注目すべき点の一つ目。

それはBluetooth バージョンが 5.2 にアップしているという点です。

Bluetooth 5.2に対応する事により、「より省電力」「より低帯域」データ伝送を行う事が可能になっています。
Bluetooth 5.2対応端末同士だと、より効率的により小さくデータ圧縮が行われるので、伝送時間の短縮や伝送エネルギーの減少などが可能に。
最近のスマホもBluetooth5.2対応の物も多いので、十分恩恵が得られるのではと考えられます。
完全ワイヤレスイヤホンは、いかに長時間使えるか結構重要な要素なので、最新バージョンのBluetoothを搭載しているのは注目するポイントの一つでしょう。

aptXに対応している

注目すべき点の二つ目。

それは「aptXに対応しているという点です。

HiFiGo「KZ SA08 Pro」商品紹介ページより引用

「AAC」と比べ「低遅延」「高音質」になるのがポイント。

この恩恵を受けれるのが、aptXに対応したプレーヤーになるのが少し残念な所ですが、最近のAndroid端末やDAPなども、対応機種が多いので、この「低遅延」「高音質」の恩恵を受ける事が出来る人は多いでしょう。

そう言った意味でも、「aptX対応」は注目するべき点になります。

再生時間が大幅に向上している

注目すべき点の二つ目。

それは「再生時間が大幅に向上しているという点です。

HiFiGo「KZ SA08 Pro」商品紹介ページより引用

KZ SA08」は仕様では詳しい再生時間などの明記が無かったのですが色々とWebで調べ、「bisonicr(ばいそにか)」さんが再生時間を計測されておりましたので拝見しました所、なんと

フル充電から1時間35分でバッテリー切れ

という極端に短い再生時間に驚きました。

これは短すぎますね。。。

それに比べて「KZ SA08 Pro」

本体:6時間
ケース込み:24時間

と仕様面では大幅に再生時間が伸びているので、これは注目すべき点の一つだと考えられます。

モード変更可能

注目すべき点の四つ目。

それは「モード変更可能な点です。

HiFiGo「KZ SA08 Pro」商品紹介ページより引用

これは面白い機能だと感じます。

上記の画像から、

●Gaming Mode ⇒ 低遅延の設定がされる
●Full-Power Mode ⇒ 高音質の設定がされる
と考えられますが、どのように設定されるのか(ハード的なのかソフト的なのか)詳しい事は仕様から読み解く事が出来ませんでした。
モード切替は本体のタッチセンサーを3回クリックする事で変更が出来るという事なので、場面場面で素早く変更できるのはユーザーにとっては嬉しい機能ではないでしょうか。
後は気になるのが、Gaming Modeでの低遅延や、Full-Power  Modeでの音質。
AACと比べaptXは低遅延とはいえ「0.07秒±0.01秒」の遅延が有ります。
「1秒あたり60フレームのゲーム」の場合で考えた場合、1フレームの時間が0.017秒(1/60 = 約0.017)となり、「0.07秒±0.01秒」となると、4フレーム(0.08/0/017 = 約4.5~0.06/0.017 = 約3.5)の遅延となるので、音ゲー等をやると気になるかもしれません。
音質面では、どのように機能を有効にして音質を向上させるのか詳しく記載されていないのが残念です。

最後に

HiFiGo「KZ SA08 Pro」商品紹介ページより引用

今回は「KZ SA08 Pro」に関しまして、記事にまとめました。

HiFiGo「KZ SA08 Pro」商品紹介ページ」の情報を読んでブログ記事をまとめている時に感じた事は下記3点。

●KZ SA08の足りなかった部分を改良し、よりレベルの高い形でグレードアップしている
●機能的なグレードアップに合わせて、見た目も大幅に改良され質感が上がっている

やはり、一番のグレードアップポイントとしては「再生時間」の延長でしょう。

さすがに、連続再生可能時間が1時間半では足りなさすぎですので、ここが大幅に改善されているのはユーザーにとっても嬉しいポイントでしょう。

「Bluetooth 5.2へのバージョンアップ」や、「aptXに対応」もユーザーとしては非常に嬉しいポイントなので、トータルでみて「Pro」の冠を付けただけは有るかと感じました。

見た目やケース等も質感が大幅に向上しているので、こちらも嬉しいポイントでしょう。

まだまだ仕様面で不明点が多いので、最新情報の展開が待ち遠しいですね。

それでは、失礼します。

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