皆様こんにちは、Taka(@Taka31599979)です。
以前、私のブログでもご紹介しましたが、iBassoから待望のDAPが発売されました。
それは、
「iBasso DX320」
です。
「【NEWS】ついにROHM製のDAC搭載!? iBasso DX320に関して」のブログをアップした2月末では、まだ詳しい仕様などが分かっていませんでした。
情報収集をされていた方もヤキモキしたのではないかと思います。
今回、発売も決まり「iBasso」の方でも詳しい仕様が展開されていたので、以下の内容
1.「iBasso DX320」その性能は?
2.「iBasso DX320」注目すべき点
について記事をまとめ皆様に情報を展開していきたいと思います。
今回の記事は、「iBasso」のPRODUCTSページから得た情報を元にまとめております。
では、ご覧ください!
「iBasso DX320」その性能は?
性能面に関して前モデル「iBasso DX300」と比較してみましょう。
変更点を赤太文字にして比較してみました(※不明な部分は空白にしています)。
iBasso DX320 | iBasso DX300 | |
---|---|---|
製品仕様 | ||
ディスプレイ | 6.5インチISP(2340 x 1080) | 6.5インチISP(2340 x 1080) |
OS | Android 11.0 Mango OS | Android 9.0 Mango OS |
CPU | Qualcomm Snapdragon 660 | Qualcomm Snapdragon 660 |
RAM | 6GB | 6GB |
内部ストレージ | 128GB | 128GB |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n/ac (2.4Ghz/5Ghz) | 802.11 b/g/n/ac (2.4Ghz/5Ghz) |
Bluetooth | Ver5.0 | Ver5.0 |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX / LDAC | |
USB | USB-TypeC(USB 3.1) | USB-TypeC(USB 3.1) |
SDカード | MicroSD x 1 | |
バッテリー | デジタルセクション用:4000mAh 3.8V アンプセクション用:2000mAh 3.8V | デジタルセクション用:4000mAh 3.8V アンプセクション用:2000mAh 3.8V |
再生時間 | 平均 10時間 | 平均 15時間 |
DAC | BD34301EKV x 2 | CS43198 x 4 |
PCM | 384kHz / 32bit | |
DSD | DSD256 | |
AMPカード | AMP11 MK2s | AMP11 MK2 |
ヘッドホンアウト | シングルエンド:3.5mm バランス:2.5mm / 4.4mm 同軸デジタル:3.5mm | シングルエンド:3.5mm バランス:2.5mm / 4.4mm 同軸デジタル:3.5mm |
本体材質 | アルミ合金 | |
サイズ(H × W × D) | 162mm x 77mm x 17mm | 162mm x 77mm x 17mm |
重量 | 310g | 300g |
価格 | $1,599 | $1,199 |
音声仕様 | ||
シングルエンド出力 | ||
アウトプットパワー | 380mW @32Ω 40mW @300Ω | 350mW @32Ω 34mW @300Ω |
全高調波歪み + ノイズ | -110dB (no load, 2Vrms) -110dB (300Ω load) -99dB (32Ω load) | -111dB (no load, 2Vrms) -107dB (300Ω load) -95dB (32Ω load) |
周波数特性 | 10Hz~40kHz +/-0.3dB | 10Hz~40kHz +/-0.3dB |
SN比 | 114dB | 123dB |
バランス出力 | ||
アウトプットパワー | 1200mW @32Ω 168mW @300Ω | 1240mW @32Ω 168mW @300Ω |
全高調波歪み + ノイズ | -112dB (no load, 2.8Vrms) -110dB (300Ω load) -103dB (32Ω load) | -113dB (no load, 3Vrms) -109dB (300Ω load) -101dB (32Ω load) |
周波数特性 | 10Hz~40kHz +/-0.3dB | 10Hz~40kHz +/-0.3dB |
SN比 | 125dB | 125dB |
※上記、iBasso「DX320」と「DX300」の仕様より引用しています。
次の章では、変更点の中でも特に注目すべき点をまとめて行こうと思います。
「iBasso DX320」注目すべき点
ROHM製DACに変更
注目点の一つ目。
それは「ROHM製DACに変更になった」という点です。
●DX300 ⇒ CIRRUS LOGIC製 CS43198
●DX320 ⇒ ROHM製 BD34301EKV
これが「iBasso DX300」の一番注目すべきポイントになります。
このROHM製DAC「BD34301EKV」が一体どういったものなのか?詳しくは下記ブログをご参照下さい。
また、DACの構成も、
●DX300 ⇒ Quad DAC
●DX320 ⇒ Dual DAC
と、DX300の4DACからDX320では2DACに変わることから、音の質感なども結構変わる事が考えられます。
以前、e-イヤホンさんでDX300の視聴をさせてもらった時に「ノイズが無く、クリアな音質」だった記憶が有るので、DX320で「ROHM製」のDAC変わる事でこの辺りの音がどういう風に変わるのか、非常に楽しみで仕方が有りません。
≫【雑記】iBasso DX300 実機を見て触って聴いて分かった5つの事
パラメトリックイコライザーが追加
注目点の二つ目。
それは「パラメトリックイコライザーが追加」された事です。
「iBasso DX320 商品ページ」には、下記の紹介が有りました。
Professional-grade Parametric Equalizer Provides High-precision EQ Fine-tuning
The in-house developed Mango player APK brings together the EQ algorithm accumulated by iBasso for many years.
In additon to the graphic equalizer, the DX320 adds a more professional parametric equalizer, prviding 6-band with 8 types of high-precision filter of all types.
Each section of the filter can be individually adjusted to adjust the F value, Q value and gain, with detailed visual adjustment capabilities.
It can achieve fine adjustment with almost not distortion, and freely defines EQ for different listening situations, bringing a more professional and advanced gameplay than graphic EQ.
この文章には、
とあります。
「歪が無く微調整が可能」で、「リスニング状況に合わせてEQを設定する事でより適した音質に変更する事が可能」になっているとの事なので、これも非常に楽しみな機能の一つになりますね。
最後に
今回は「iBasso DX320」に関して記事にまとめてみました。
「iBasso DX320」の最大の特徴は
● ROHM製DAC BD34301EKVをデュアルで搭載した構成になっている
という事でしょう。
これに伴い「音質面がどのように変化したか」。
非常に楽しみな一台になるのではないでしょうか。
日本での発売はまだ不明ですが、視聴機が展示されたら是非試してみたいと思います。
もし、「iBassoのWebサイト」や「HiFiGo」などで購入されたという方がいらっしゃいましたら、コメント頂ければ幸いです。
それでは、失礼します。