皆様こんにちは、Takaです。
「Hidizs」から新たな製品が発表になりました。
それが、
「Hidizs AP80Pro-X」
HiFiGo「Hidizs AP80Pro-X」商品紹介ページより引用
です。
「Hidizs」のDAPは、非常にコンパクトでありながら質感が高く、様々な材質やカラーリングでユーザーの選択肢を広げてくれる製品になっているのが特徴です。
コンパクトで有りながら高機能な「Hidizs」のDAPのフラグシップ機が発売されるとなっては、興味が沸かないわけが有りません。
今回はそんな「Hidizs AP80Pro-X」に関して、以下の内容
1.「Hidizs AP80Pro-X」その性能は?
2.「Hidizs AP80Pro-X」注目すべき点。
3.「Hidizs AP80Pro-X」残念な点。
について記事をまとめ皆様に情報を展開していきたいと思います。
今回の記事は、日本代理店「飯田ピアノ」様の商品紹介サイトと高品質のオーディオ機器が何でも揃うショッピングサイト「HiFiGO」から得た情報を元にまとめております。
では、ご覧ください!
「Hidizs AP80Pro-X」その性能は?
性能面に関して、同社製品「AP80Pro」と比較してみましょう。
変更点を赤太文字にして比較してみました。
AP80 Pro-X | AP80 Pro | |
---|---|---|
製品仕様 | ||
ディスプレイ | 2.45 inch IPSディスプレイ | 2.45 inch(480 x 360)タッチスクリーン |
SoC | – | Ingenic X1000 |
Bluetooth | 4.2 | 4.2 |
Bluetooth送信 | UAT, LDAC, CSR apt-X, AAC, SBC | UAT, LDAC, apt-X, AAC, SBC |
Bluetooth受信 | UAT, LDAC, CSR apt-X, AAC, SBC | UAT, LDAC, AAC, SBC |
USB | Type-C | Type-C |
OS | HiBy OS 3.0 | HiBy OS 3.0 |
SDカード | micro SD(最大512GB) | micro SD(最大512GB) |
バッテリー | – | 800mAh |
再生時間 | シングルエンド:約11時間 バランスエンド:約8時間 | シングルエンド:約13時間 バランスエンド:約9時間 |
スタンバイ時間 | 40日 | 50日 |
DAC | ES9219C デュアル | ES9218P デュアル |
PCM | 最大 384kHz /32bit | 最大 384kHz /32bit |
DSD | 64 /128 /256 | 64 /128 /256 |
MQA | 8倍展開 | サポート |
ヘッドホンアウト | シングルエンド:3.5mm バランスエンド:2.5mm | シングルエンド:3.5mm バランスエンド:2.5mm |
本体材質 | アルミ合金 | チタン合金/アルミ合金 /銅 /SS |
サイズ(H × W × D) | – | 61×56×13.8(mm) |
重量 | – | チタン合金:87g アルミ合金:68g 銅:116g SS:109g |
価格 | ¥21,853(税込)※HiFiGo価格 | チタン合金:¥45,000(税抜)前後 アルミ合金:¥19,800(税込) 銅:¥30,800(税込) SS:¥30,800(税込) |
音声仕様 | ||
シングルエンド出力 | ||
アウトプットパワー | 70mW + 70mW(32Ω) | 70mW + 70mW(32Ω) |
周波数特性 | 20 – 90kHz | 20 – 90kHz |
全高調波歪み + ノイズ | 0.0015% | 0.0015%(1kHz) |
ダイナミックレンジ | 115dB | 115dB |
SN比 | 119dB | 119dB |
チャンネルセパレーション | 110dB | 70dB |
バランス出力 | ||
アウトプットパワー | 190mW + 190mW(32Ω) | 190mW + 190mW(32Ω) |
周波数特性 | 20 – 90kHz | 20 – 90kHz |
全高調波歪み + ノイズ | 0.0015%(1kHz) | 0.0015%(1kHz) |
ダイナミックレンジ | 116dB | 116dB |
SN比 | 120dB | 120dB |
チャンネルセパレーション | 117dB | 98dB |
※上記、日本代理店「飯田ピアノ」様の「Hidizs AP80Pro」商品紹介ページより引用しています。
※上記、HiFiGo「Hidizs AP80Pro-X」商品紹介ページより引用しています。
「Hidizs AP80Pro-X」注目すべき点。
搭載DACがバージョンアップ
HiFiGo「Hidizs AP80Pro-X」商品紹介ページより引用
一番目を惹いたのが、搭載されたDACがバージョンアップしている事です。
「ES9219C」は、小型DAPや小型USB DACで定番となっている「ES9218P」の後継機となるヘッドホンアンプ内蔵DACチップで、MQAのハードウェアレンダラーを内蔵しています。
≫ ESS Technology Headphone SoCs
これにより、「Hidizs AP80Pro」では出来なかったMQAの展開が可能になり、より高音質で音楽を聴く事が可能になります。
MQAのデータを持っている方は、その資産を無駄にする事無くコンパクトなボディの「Hidizs AP80Pro-X」に入れて高音質で音楽を聴く事が出来るのは、今回の注目点の一つになります。
チャンネルセパレーションが大幅に向上
HiFiGo「Hidizs AP80Pro-X」商品紹介ページより引用
仕様を見ていてもう一つ気になった事が、チャンネルセパレーションが大幅に向上している事。
シングルエンド:70dB ⇒ 110dB
バランス:98dB ⇒ 117dB
シングルエンドで40dB、バランスで19dB値が大きくなっています。
●チャンネルセパレーション(単位:dB)
ステレオカートリッジで左右のチャンネルの分離度を表す値。値が大きい方が、各チャンネルの分離が良いことを表します。
上記の事より、「Hidizs AP80Pro-X」の方が左右チャンネルの音が混じり合わせずに再生できる事が数値から判断できます。
「Hidizs AP80Pro-X」残念な点
HiFiGo「Hidizs AP80Pro-X」商品紹介ページより引用
「Hidizs AP80Pro-X」の残念な点。
それは、再生時間やスタンバイ時間が減少している事です。
シングルエンド:13時間 ⇒ 11時間
バランス:9時間 ⇒ 8時間
スタンバイ時間:50日 ⇒ 40日
バランスエンドで2時間、バランスで1時間、スタンバイ時間は10日と全て短くなっています。
「Hidizs AP80Pro-X」に搭載されているDAC「ES9219C」は「ES9218P」からさらに省電力化されたDACと言う事なのですが、残念ながら再生時間は伸びるどころか減少している状態。
これはバッテリー容量が減ったのか、もしくは他にバッテリーを消費する他の機能やパーツが影響しているのか、詳しい仕様の記載が無いので不明な部分が多いのですが、ユーザーとしては非常に残念なポイントです。
他のスペックが全体的に向上しているだけに余計に残念に感じてしまいます。
まとめ:「Hidizs AP80Pro-X」はコンパクトDAPを探している方にはおススメ!しかし注意点も有り
HiFiGo「Hidizs AP80Pro-X」商品紹介ページより引用
今回は「Hidizs AP80Pro-X」に関して記事にまとめてみました。
「Hidizs AP80Pro-X」と比べ、より高音質で音楽が楽しめるDAPに仕上がっていると感じました。
小型でコンパクトなDAPをお探しの方は、かなり食指が動く端末なのでは無いかと感じます。
注意点が有るとするならば、再生時間の減少でしょう。
再生時間が減ると充電する回数も増えるので、気になる方はもう少し詳しい仕様が出てきてから確認を行った方が良いのではと感じました。
恐らく、日本での発売もされるかと思いますので、また情報が出てまいりましたら展開しようと思います。
もし、HiFiGoですでに購入されたという方がいらっしゃいましたら、コメント頂ければ幸いです。
それでは、失礼します。