皆様こんにちは、Taka(@Taka31599979)です。
HiBy から新たなDAPが発表されました!!
それは、
「HiBy R5 Gen 2」
HiFiGo「HiBy R5 Gen 2」商品紹介ページより引用
です。
これは、HiByのミドルレンジDAP「R5」シリーズの最新作。
R5用として再設計され装いも新たに登場した「HiBy R5 Gen 2」、ブログやTwitterで色々と情報は流れていたので見られた方もいるでしょうし非常に楽しみに待っている方もいるのではと思います。
今回はそんな「HiBy R5 Gen 2」に関して、以下の内容
1.「HiBy R5 Gen 2」その性能は?
2.「HiBy R5 Gen 2」注目すべき点
3.「HiBy R5 Gen 2」気になる点
について記事をまとめ皆様に情報を展開していきたいと思います。
今回の記事は、メーカーであるHiBy の「R5 Gen 2」商品ページと高品質のオーディオ機器が何でも揃うショッピングサイト「HiFiGO」から得た情報を元にまとめております。
では、ご覧ください!
「HiBy R5 Gen 2」その性能は?
性能面に関して「HiBy R5 Saber」と比較してみましょう。
変更点を赤太文字にして比較してみました。
HiBy R5 Gen 2 | HiBy R5 Saber | |
---|---|---|
製品仕様 | ||
ディスプレイ | 4.7インチ(1280×720) | 4.0インチ(1080×540) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 425 | Qualcomm Snapdragon 425 |
RAM | 2GB | 2GB |
内部ストレージ | 16GB | 16GB |
Wi-Fi | 2.4GHz /5GHz | 2.4GHz /5GHz |
Bluetooth | Ver 4.2 | Ver 4.2 |
Bluetooth送信 | UAT / LDAC / AptX / AptX HD / AAC / SBC | UAT / UAT TWS / LDAC / AptX / AptX HD / AAC / SBC |
USB | Type-C(USB2.0) | Type-C(USB2.0) |
OS | Android 8.1 | Android 8.1 |
SDカード | microSDカード対応(最大2TB) | microSDカード対応(最大2TB) |
バッテリー | 4500mAh | 3500mAh |
再生時間 | エコノミーモード シングルエンド:約35時間 バランス:約28時間 クラスAアンプモード シングルエンド:約10時間 バランス:約7時間 | シングルエンド:約18時間 バランス:約11時間 |
DAC | ES9219C × 2 | CS43198 × 2 |
PCM | 768kHz /32bit | 384kHz /32bit |
DSD | DSD256 | DSD256 |
MQA | x16 | x8 |
ヘッドホンアウト | シングルエンド:3.5mm バランス:2.5mm /4.4mm | シングルエンド:3.5mm バランス:4.4mm |
本体材質 | アルミニウム | アルミニウム |
サイズ(H × W × D) | 123 × 71.3 × 15.5(mm) | 107.7 × 61.2 × 15.6(mm) |
重量 | 220g | 160g |
価格 | $449(2022年4月25日迄は$399) | $399 |
音声仕様 | |||
シングルエンド出力 | |||
R5 Gen 2 エコノミーモード | R5 Gen 2 クラスAアンプモード | HiBy R5 Saber | |
アウトプットパワー | 110mW(32Ω) | 150mW(32Ω) | 148mW(32Ω) |
全高調波歪み + ノイズ | 0.0022%(32Ω) | 0.0006%(32Ω) | 0.0014%(32Ω) |
ノイズフロア | 2μV | 2.5μV | 2.1μV |
SN比 | 118dB | 118dB | 120.5dB |
チャンネルセパレーション | 62dB(1kHz/32Ω) | 62dB(1kHz/32Ω) | 61dB(1kHz/32Ω) |
バランス出力 | |||
R5 Gen 2 エコノミーモード | R5 Gen 2 クラスAアンプモード | HiBy R5 Saber | |
アウトプットパワー | 320mW(32Ω) | 475mW(32Ω) | 564mW(32Ω) |
全高調波歪み + ノイズ | 0.0007%(32Ω) | 0.0009%(32Ω) | 0.0015%(32Ω) |
ノイズフロア | 2.5μV | 3.6μV | 2.64μV |
SN比 | 122dB | 120dB | 124dB |
チャンネルセパレーション | 82dB(1kHz/32Ω) | 99dB(1kHz/32Ω) | 108.5dB(1kHz/32Ω) |
※上記、HiByの「R5 Gen 2」と「R5 Saber」の仕様より引用しています。
比較形式で見ると、結構変わっている事がわかります。
次の章では、変更点の中でも特に注目すべき点をまとめて行こうと思います。
「HiBy R5 Gen 2」注目すべき点
DACがESS製に変更
注目点の一つ目。
搭載されているDACが変更になった事です。
上記の通りシーラスロジック製からESS製への変更が行われております。
DAC変更に伴い「HiBy R5 Saber」と比べ音の雰囲気は変わっている事が考えられます。
この辺りは、好き嫌いが分かれるかもしれません。
「ES9219C」は「Shanling M3X」に搭載されているDACと同じものなので、「Shanling M3X」と同じような音質傾向があるかなと思います。
Class A アンプモード搭載
注目点の二つ目。
「Class A アンプモード」という専用モードが搭載された事です。
これ、HiBy一押しの機能になっているようで、「HiBy R5 Gen 2」で初の搭載とのこと。
●A-Class Soundに関する記事をご覧になりたい場合は、下記リンクをクリック!
https://store.hiby.com/blogs/press/hiby-r5-a-class-a-act-debuts
上記見ただけでも、HiByがいかに力を入れているのかわかります。
設定方法は、メニューから「Class A amp mode」を有効化することが出来るようになっているようです(下記画像参照)。
この設定を有効化することで、「HiBy R5 Gen 2」に実装された8個の高出力トランジスタがフル活用。
ダイナミックかつクリアな音質が出力されるようになるとの事で、これは非常に楽しみな機能の一つです
エコノミーモードの再生時間の長さ
注目点の三つ目。
「エコノミーモード」再生時間の長さです。
シングルエンドで利用した場合「約35時間」、バランスで使用した場合でも「約28時間」とどちらも1日以上使い続けられる再生時間になっています。
これ、かなりインパクトありますね。
35時間も連続利用できるDAPってあまり見かけないのではないでしょうか。
バッテリー残量をあまり気にする事なく使い続ける事が出来るというのは、モバイル端末を使うユーザーとしては嬉しいポイント。
より普段使いがはかどりそうです。
2.5mm バランス接続対応
注目点の四つ目。
「2.5mm」のバランス接続端子が装備されている事です。
HiFiGo「HiBy R5 Gen 2」商品紹介ページより引用
4.4mmのバランス端子が主流になりつつある現在ですが、まだまだ2.5mmのバランス端子を使われている方も多いでしょう。
ですので、2.5mmバランス端子が標準で搭載されている点は、資産を無駄にする事なく使い続ける事が可能になり、ユーザーも嬉しいポイントです。
4.7インチ(1280×720)の画面を装備
注目点の五つ目。
「4.7インチ(1280 × 720)」とコンパクト端末ながら大画面を持っている点です。
上記画像を見て頂いてもわかるように、上と両サイドの3辺のベゼルが狭額の画面なため、サイズがコンパクトながらも4.7インチと大型化が可能に。
これだけのサイズ感と解像度があると、下記画像の様にアルバムアートも精細で美しく表示されるので、ユーザーとしては見ても楽しめる端末に仕上がっているのではと感じます。
「HiBy R5 Gen 2」気になる点
Bluetoothのバージョンが4.2のまま
仕様を見て気になった点。
それは「Bluetoothのバージョンが4.2のままである」事。
これは非常に残念です。
HiByの端末で完全ワイヤレスイヤホンを使った際に途切れる事が多い原因は、おそらくこれが要因なのでは?と私は思っています。
HiByとしては、完全ワイヤレスイヤホンではなく有線を使ってよい音を聴いて欲しいという思惑もあるのでしょう。
しかし、「New R5」として発売するのであれば、せめて「New HiBy R6」と同様の「Bluetooth Ver5.0」にして欲しかったと仕様を見て感じました。
最後に
今回は「HiBy R5 Gen 2」に関して記事にまとめてみました。
「HiBy R5 Saber」と比べ、
●いい音で聴きたい場合は「Class A アンプモード」、時間を気にすることなく音楽を聴きたい場合は「エコノミーモード」といったモード変更が可能
●4.4mmだけでなく2.5mmのバランス端子も装備
●画面も一回り大きくなり解像度も向上
といった普段使いがより快適になる形での仕様変更が見られ、良いDAPに仕上がっていると感じました。
スマホよりワンランク上のいい音で音楽を聴きたいと感じている方や、ミドルクラスのDAPの購入を検討されている方はかなりお勧めできる製品になっているのではないでしょうか。
日本での発売がまだ発表されていないので非常に待ち遠しいですね。
待ちきれない!!という方は、「HiFiGo」や「HiBy オンラインショップ」で購入は可能ですので、是非ご確認下さいませ。
もし、すでに購入されたという方がいらっしゃいましたら、コメント頂ければ幸いです。
それでは、失礼します。