「HiBy FC4」とはどんな製品?【注目する4点の解説有り】

DAC

皆様こんにちは、Taka(@Taka31599979)です。

手軽に音質を向上させることが出来る「ドングル型USB DAC」。

その新製品がHiByから発売されます。c

それが、

「HiBy FC4

※HiByのFC4の商品紹介ページより引用

です。

ドングル型USB DACは本当に色々なメーカーから発売されていて、どれを選んだらよいか非常に悩ましい所。

そんな中、HiByからも新製品「HiBy FC4」が発売になるという事で、非常に興味を持たれる方も多いはずです。

今回はそんな「HiBy FC4」に関して、以下の内容

1.「HiBy FC4」その性能は?

2.「HiBy FC4」の注目すべき点

について記事をまとめ皆様に情報を展開していきたいと思います。

今回の記事はHiByのFC4の商品紹介ページから得た情報を元にまとめております。

では、ご覧ください!

HiBy FC4」その性能は?

性能面に関して、同じドングル型USB DACである「iBasso DC06」と比較してみます。

HiBy FC4
iBasso DC06
DACES9218PC x 2ES9219C x 2
PCM768kHz/32bitまで384kHz/32bitまで
DSDDSD256DSD256
MQAデコード8倍展開16倍展開
ヘッドホン出力3.5mm3.5mm
バランスヘッドホン出力4,4mm4,4mm
重さ21.7g23g
価格¥17,000 前後¥15,950(e-イヤホン)
音声仕様
シングルエンド出力
出力電圧1.9Vrms(32Ω)2Vrms(32Ω)
全高調波歪み + ノイズ0.0008%(32Ω)0.0007%(32Ω)
0.00056%(600Ω)
周波数特性20Hz〜90kHz20Hz〜40kHz
SN比120dB(32Ω)120dB
バランス出力
出力電圧3.3Vrms(32Ω)3.2Vrms(32Ω)
4Vrms(300Ω)
全高調波歪み + ノイズ0.0006%(32Ω)0.0005%(32Ω)
0.00035%(600Ω)
周波数特性20Hz〜90kHz20Hz〜40kHz
SN比123dB123dB

差異がある点を、赤太文字にして表しています。

HiBy FC4」の注目すべき点

3.5mm(シングルエンド) と 4.4mm(バランス)のデュアル出力に対応

注目すべき点の一つ目。

それは「シングルエンド出力」と「バランス出力」の2つの出力を備えている点です。

※HiByのFC4の商品紹介ページより引用

最近のドングル型USB DACは、「シングルエンド出力」と「バランス出力」の2つの出力を装備するのが一般的になってきましたが、その流行を「HiBy FC4」も取り入れております。

「シングルエンド出力」と「バランス出力」の2つの出力を持つことで2台持ちの必要が無くなり、1台にまとめる事も出来るので、ユーザーにとっては非常に嬉しいポイントです。

ドングル型USB DACとしては高出力

注目すべき点の二つ目。

それはドングル型USB DACとしては高出力である点です。

下記、4.4mmバランスでの出力電力に関して「iBasso DC06」と比較してみましたが

●iBasso DC06 ⇒ 320mW@32Ω

●HiBy FC4 ⇒ 340mW@32Ω

「iBasso DC06」より高出力

これだけ出力が有れば、大体のイヤホンやヘッドホンは駆動が可能なので、外でも気楽に自分のお気に入りのイヤホンやヘッドホンを使用して高音質で音楽を聴く事が可能になります。

HiBy Musicアプリとの連携が可能

注目すべき点の三つ目。

それはHiBy Musicアプリとの連携が可能な点です。

※HiByのFC4の商品紹介ページより引用

「HiBy Musicアプリ」を使用する事で、「Android USBドライバ」を介さず直接「HiBy FC4」にオーディオ信号を送る事が可能です。

「Android USBドライバ」を介さないのでデータの損失なくそのまま「HiBy FC4」に送られ、そのデータを「ES9218PC × 2」を介してアナログ化しイヤホンに出力をしてくれるので、良い音を耳に届けてくれることが可能です。

また、同じHiByなので互換性も良いのが嬉しいですよね。

物理ボリュームボタン装備

注目すべき点の四つ目。

それは物理ボリュームボタンを装備している事です。

※HiByのFC4の商品紹介ページより引用

「iBasso DC06」を使っていて不便だなと思うのが、細かなボリューム調整は「iBasso UAC」を使用しないといけない事。

音量調整を行う為に、「スマホ画面を点灯」⇒「ロック画面解除」⇒「iBasso UAC を表示」というステップを踏まないといけないので、これが意外と不便です。

「HiBy FC4」では本体にハードウェアボリュームコントロールボタンを装備

30ステップと程よく細かく音量調整が出来るので、ボリュームを変更した時は上記「+」「-」のボタンを押すことですぐさま音量変更が可能なのが良いですね。

最後に

今回は「HiBy FC4」に関して記事にまとめてみました。

※HiByのFC4の商品紹介ページより引用

●「シングルエンド」と「バランス」のデュアル出力に対応

●ドングル型USB DACとしては高出力で、様々なイヤホン・ヘッドホンをドライブ可能

●HiBy Musicアプリとの連携が可能

●物理ボリュームボタン装備し手元で音量変更を行う事が可能

の4点がかなり魅力を感じるポイントだと感じました。

特に「iBasso DC」シリーズで感じている「ボリューム変更のしにくさ」を「HiBy FC4」では手元の物理ボリュームボタンで変更できるのは、よく利用するユーザーにとっては便利な機能ではないかと感じます。

後は「HiBy Music アプリ」との連携。

「HiBy Music アプリ」は出来が良いアプリなので、それとの連携がシームレスに出来るという点は、「HiBy Music アプリ」ユーザーにとっても嬉しいポイントでしょう。

発売日は9月9日。

8月26日の本日から予約が開始されているので、欲しいと思った方は是非予約をして発売日に確実に手に入れるようにしましょう!

それでは、失礼します。

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