中国・Shanling から、「Shanling M6 Pro」を超える新たなフラグシップDAPが登場。
それは・・・
Shanling M8
以前、このブログでも記事にしましたが、物凄く出来が良かった「Shanling M6 Pro」を超える機能と性能を引っ提げて、今月11月末に日本でも発売が予定されると言う事です。
「Shanling M6 Pro」と比べ何が変わったのか。
仕様面を比較しながら記事にまとめてみましたので、読んで頂ければ幸いです。
・「Shanling M6 Pro」と「HiBy R6 Pro」を比較した結果に関して知りたい場合は、「【製品比較】Shanling M6 Pro と HiBy R6 Pro」を今すぐチェック!
1.仕様面での比較
まずは、公開されている仕様から、比較していきます。
仕様 | Shanling M8 | Shanling M6 Pro |
---|---|---|
本体サイズ | 80 x 20 x 138mm | 71 x 17.5 x 133.5mm |
液晶 | 5インチ 1080P Sharp製 | 4.7インチ 720P SHARP製 |
重量 | 342g | 244g |
CPU | Snapdragon 430 | Snapdragon430 |
OS | Android | Android 7.1 |
対応形式 | PCM:768kHz / 32bit DSD512ネイティブ | PCM:768 kHz / 32bit |
RAM | 4GB | 4GB |
内蔵容量 | 64GB | 32GB |
MicroSD | 2TB | 2TB |
DAC | AK4499EQ x 2 | AK4497EQ x 2 |
シングルエンド出力 | 3.5mm (交換式) | 3.5mm |
バランス出力 | 2.5mm / 4.4mm /3.5mm PRO | 2.5mm / 4.4mm |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
Wi-Fi | 2.4Ghz / 5Ghz | 2.4Ghz / 5Ghz |
連続稼働時間 | 14時間(シングルエンド) 9時間(バランス) | 13時間(シングルエンド/シングルDAC) 9時間(シングルエンド/デュアルDAC) 8時間(バランス) |
バッテリー容量 | 7,000mAh | 4,000mAh |
価格 | 1659ドル(約 \175,000) | ¥86,900(税込)予想 |
仕様を表でまとめて見るとよく分かりますが、全体的に性能が向上していることが分かりますね。
その中でも特に気になるポイントを次の章でまとめて行きます。
2.気になるポイント
2.1.業界初!交換式イヤホンジャック
今回の「Shanling M8」の目玉機能となるのが、この
業界初の交換式イヤホンジャック
でしょう。
これは、本体上部にあるイヤホンジャックを専用ツールを使って引き抜き、別のイヤホンジャックに交換できるという装備!
一つの規格(例えば4.4mmのバランス接続だけ)でしか音楽を聴かない人にとっては、他のジャックは無駄になりますが、「Shanling M8」は、そのジャックを交換式にする事でその無駄が省ける形になっております。
最近のDAPは、「3.5mm(アンバランス)、2.5mm(バランス)」や「3.5mm(アンバランス)、4.4mm(バランス)」といった感じで標準で2端子ついているものも多いですし、ハイエンド機種になると、「3.5mm(アンバランス)、2.5mm(バランス)、4.4mm(バランス)」といった感じで3端子ついていたりと、端子を多くつける事でそれ用の回路も実装する必要がある為、脱着式にする事でコスト面についても有利になりそうです。
また、交換式にする事で将来的な拡張機能にも対応できるようになっているとの事で、今後より高品位なイヤホンジャックが発売されたり、イヤホンジャック以外の機能も付けたりできるのかもしれません。
ここは非常に楽しみですよね。
ただ、交換の手間がかかりそうなので、もし試聴機とかで交換を体験できるのであれば、試しておいた方がよさそうです。
2.2.Android OS搭載、フルHDディスプレイ、大容量バッテリー
「Shanling M6 Pro」と同様Android OSを搭載。
現時点でAndroid OSのバージョンが何になるかは記載されていないですが、Android OSと言う事で、アプリによるカスタマイズも簡単に出来そうです。
後は、Sharp製のフルHDディスプレイが搭載されたこともプラスのポイントですね。
画面は大きいほど見た目のインパクトが大きいですし、大画面で高画質な映像と高音質な音を見聴き出来るのは、ユーザーとしてはかなりプラスな点です。
後は、バッテリー容量が大幅に増えた事も見逃せないポイント。
ただ、容量が1.75倍に増えているのに、連続稼働時間がアンバランス・バランスとも1時間しか増えていないというのが気になります。。。
全体的な性能がアップした分、バッテリー消費も大きくなったのでしょうか。。。もう少し増えて欲しい所ですね。
2.3.Shanling M6 Proの機能 DACの利用を、シングル⇄デュアルに切り替えはついているのか?
Shanling M6 Proの中で、私が目を引いた機能として
- DACの利用を、シングル⇄デュアルに切り替え可能
というDACのモードチェンジができる仕組みが有ったのですが、これはShanling M8にはついているのか?が気になりました。
特に、この情報は何処にも記載は無かったので、現時点では不明です。
この機能、例えばバッテリーが少なくなってきたと思ったらデュアル→シングルに切り替えバッテリーセーブしながら音楽を聴き続ける事ができる為、充電を忘れた+モバイルバッテリーを持っていないシチュエーションで、帰宅時にシングルモードに変更する事で、なんとか家まで持たせるという事も可能になり、結構便利な機能なのかなと思っていたのですが、あまり需要なない機能なのかもしれませんね。。。
3.最後に
今日は、新しく発売される Shanling M8 と Shanling M6 Pro の比較、気になったポイントを紹介させていただきました。
各メーカーが色々な機能を搭載して新たなDAPを出してくるのは、ユーザーとしてはかなり嬉しい限りですし、情報を見ているだけでもワクワクします。
早く実機が見てみたいものです。