Noble FALCON 本当にコンパクトで軽くて、音も良くて、最高のパートナーですよね。
音質がフラットで長時間聴いても疲れないし、軽量・コンパクトで気軽に鞄に入れてどこにでも持っていける。
久しぶりに自分の中ではヒットした製品に巡り合う事ができたと感じております。
だけど、聴けば聴く程、どうしても気になる所が。。。それは。。。
低音部分の物足りなさ
低音を調整する事ができたら、もっとFALCONが好きになるのに。。。と思ったりする方はいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、諦めてはいけません!
以前の記事「Noble Sound Suite を入れるべし!」でもご紹介した専用アプリ「Noble Sound Suite」に搭載されているイコライザーで調整する事が可能です。
今回は、「Noble Sound Suite」のイコライザー機能を用いたおすすめな設定をご紹介させていただきます。
これで、不満も解決!?!?
「【final イヤーピース TYPE E レビュー 】買って見て使って分かったfinal イヤーピース TYPE Eの4つの事」
「【Noble FALCONにおすすめ】1週間使って分かった イヤピース final TYPE Eの4つの事」
の記事を確認して下さい!
イコライザーの設定方法
→今すぐ「 【手順】Noble FALCON のアップデート方法 ※Android端末版 」を確認してバージョンアップを行う。
Noble Sound Suite起動〜イコライザの設定まで
前準備が終わりましたら、下記手順で、「ペアリング」から「Noble Sound Suite起動」までを進めていきましょう。
①まずは「Noble Sound Suite」がインストールされたDAP等の再生端末の「Bluetooth」をONにします。
※ONにすると、右の画像の様に「Bluethooth」のアイコンが点灯します。
※Bluetooth OFF状態
※Bluetooth ON状態
②BluetoothをONにした後、FALCONの本体をケースから取り出します。
※取り出すと、FALCON本体のNobleロゴが青色点滅します。
「Power ON(パワーオン)」→(数秒後)→「Connected(コネクテッド)」③取り出した後、FALCON本体から、女性の声で
と音声が流れます。
上記の音声が聞こえたら、「DAP等の再生端末」と「FALCON」のペアリングが完了です。
④その後「Noble Sound Suite」アプリを起動させると、下記画面が表示されますますので、暫く待ちます。
⑤暫く待つと、「Noble Sound Suite」アプリのTOP画面が表示されます。
⑥「Noble Sound Suite」アプリのTOP画面表示後、音楽再生ソフト(例えばHiBy Music等)を起動して自分の好きな音楽を再生して下さい。(音楽を再生しないとイコライザの設定ができない仕様になってます)
⑦音楽を再生したら、再度「Noble Sound Suite」に戻り、「EQ設定」をクリックします。
⑧「EQ設定」をクリックしますと、EQ設定画面が表示されます。
ここで音の周波数を変更する事ができる様になります。
イコライザの設定
「Noble Sound Suite」では、「31、62 、125、250、500、1K、2K、4K、8K、16K」の10の周波数帯の調整が可能で、数値が低いほど低音域が、数値が高いほど高音域が変更できる様になります。
実際に音楽を聴きながら各周波数帯を弄って、どの部分の音(楽器やボーカル)がどう変わるかを試して見た結果を下記表にまとめました。
31Hz | ベース・ドラム(バス) |
62Hz | ベース・ドラム(バス) |
125Hz | ベース・ドラム(バス) |
250Hz | エレキ・ボーカル |
500Hz | エレキ・ボーカル |
1KHz | エレキ・ボーカル |
2KHz | ボーカル |
4KHz | ボーカル |
8KHz | ドラム(シンバル) |
16Kz | ドラム(シンバル) |
例えば、さて、ここから実際に変更していく事になりますが、今回はあまり深く考えず、上の表を見てもらって、この周波数帯を変えたらこの音(楽器やボーカル)が変わるんだとふんわりした感覚で見てもらえればいいかなと思います。
・ドラムやベースといった低音部分を強化させたい場合
31Hz〜125Hzのバーを上にずらす(プラスにする)
・シンバルなど高音部分を強化させたい場合
8KHz〜16KHzのバーを上にずらす(プラスにする)
・エレキやボーカルなどを強化させたい場合は
250Hz〜1KHzのバーを上にずらす(プラスにする)
と言う感じで、調整すれば、自分好みの音に近づける事ができます。
また、バーを下にずらす(マイナスにする)する事で、弱める事ができるので、この音が少し耳障りだと感じる場合は、マイナスにすれば不快な音も解消できます。
また、失敗して全く聴けない音になった場合は、「リセット」ボタンで元に戻せるので、あまり気にせず、上記の表を参考にして、自分なりに色々試して頂き、より自分好みの音に変えていきましょう!!
注意事項すべき事
FALCONの性能限界以上の変更は行わない様にしましょう。
プラスにしすぎる事で、音割れや不快な音がより増長される様になります。
また、イヤホンの寿命を短くする可能性がある為、程々に調整をして下さい。
イコライザを設定する事で違和感を感じる場合は、イコライザー設定をOFFにして、FALCONの素の音を楽しむのも良いと思います。
お勧めの設定
こちらでは、私が色々自分なりに設定して聴きやすいと思った設定を2つご紹介します。
参考にしていただければと思います。
※2020/8/6 再度、下記EQ設定で音楽を聴くと音割れが酷い音楽があった為修正しました。
低音+ボーカル重視の設定
31Hz | 3dB | |
62Hz | 3dB | |
125Hz | 2dB | |
250Hz | 1dB | |
500Hz | 0dB | |
1KHz | 3dB | |
2KHz | 5dB | |
4KHz | 5dB | |
8KHz | 0dB | |
16Kz | 0db |
低音部の周波数帯をプラスにしすぎると、曲によっては音割れを起こしてしまうため、上の表の様に最大でも+3dBに抑えました。
FALCONが弱い低音部をプラスにし、ボーカル部分をプラスにする事で、迫力とボーカルの聴きやすさを重視した設定です。
これだけでも随分印象は変わりより音楽を楽しく聴ける様になりました。
低音+高音強化設定
31Hz | 3dB | |
62Hz | 3dB | |
125Hz | 2dB | |
250Hz | 1dB | |
500Hz | 0dB | |
1KHz | 3dB | |
2KHz | 3dB | |
4KHz | 3dB | |
8KHz | 4dB | |
16Kz | 4db |
低音部もそうですが、高音部も周波数帯をプラスにしすぎると、曲によっては音割れを起こしてしまうため、上の表の様に最大でも+4dBに抑えました。
FALCONが弱い低音部をプラスにし、またシンバルなどの音も聴ける様に高音部もプラスにして、様々な楽器の音を楽しむ事を目的にした設定です。
演奏力のあるアーティストが奏でる音を重視したいという方にはオススメな設定になると思います。
最後に
今回は、イコライザーによるFALCONの音質強化についてご紹介しました。
元々音質は良いFALCONですが、イコライザーをうまく使う事で、より自分好みの音質に変える事ができます。
ちょっと音に変化を加えたいなと思ったら、今回の設定を参考に自分なりに弄って見てはいかがでしょうか。
面白い発見があるかも知れませんよ!!
もし、新しい発見が有りましたら、コメントしていただければ嬉しいです!
では、良い音楽ライフをお過ごしください。