発売されて、約2週間が経過した
「Xperia 1 III」
私も「Xperia 1 III」に機種変更し、操作に慣れるべく日々色々弄っております。
弄って改めて感じた事は、
性能向上に伴う快適動作。
余りにも快適に操作できるので、久しぶりに良い端末に機種変更出来たと感じております。
ただ、この記事を読み始められた方は「どこがどう性能が向上したの??」と思われる事も有るはず。
今回はそういった方向けに、私が以前使っていた3年前のスマートフォン「Galaxy S9+」との比較結果をブログにまとめてみました。
「Xperia 1 III」は価格が高く、実機が触れないと購入や機種交換に踏み切れない方の後押しが出来れば幸いです。
「Xperia 1 III」の見た目などの情報が知りたい方は、「 【レビュー】Xperia 1 III を買って分かった事 」を今すぐ確認!
仕様比較
Xperia 1 III (au SOG03) | Galaxy S9+ (au SCV39) | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 5G | Qualcomm Snapdragon 845 |
CPUコア数 | オクタコア | オクタコア |
内蔵メモリ(ROM) | 256GB | 64GB |
内蔵メモリ(RAM) | 12GB | 6GB |
充電 | USB Type-C / ワイヤレス充電Qi | USB Type-C / ワイヤレス充電Qi |
外部メモリ | microSDXC | microSDXC |
外部メモリ最大容量 | 1024GB(1TB) | 400GB |
バッテリー容量 | 4500mAh | 3500mAh |
画面サイズ | 6.5インチ | 6.2インチ |
解像度 | 3840 × 1644 | 2960 × 1440 |
パネル | 有機EL | Super AMOLED |
カメラ(背面) | 超広角(16mm):約1220万画素 広角(24mm):約1220万画素 望遠(70mm・105mm):約1220万画素 | 広角:約1220万画素 望遠:約1220万画素 |
カメラ(前面) | 約800万画素 | 約800万画素 |
サイズ(幅 × 高さ × 厚み) | 71mm × 165mm × 9.7mm | 74mm × 158mm × 8.9mm |
重量 | 188g | 187g |
本体カラー | フロストブラック フロストパープル | ミッドナイトブラック チタニウムグレー |
おサイフケータイ | 有り | 有り |
認証機能 | 指紋認証 | 指紋認証 /顔認証 /色彩認証 |
耐水・防水 | IPX5 /IPX8 | IPX5 /IPX8 |
防塵 | IP6X | IP6X |
フルセグ /ワンセグ | 非対応 | 対応 |
ハイレゾ | 対応 | 対応 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a /b /g /n /ac /ax | IEEE802.11 a /b /g /n /ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.0 |
画面比較
まずは、Xperia 1 IIIの特徴の一つ「ディスプレイ」に関して、「Galaxy S9+」と比較をしてみます。
まずは「明るさ自動調節:ON」の設定での比較。
「Galaxy S9+」の背景画像が暗くて比較し辛い画像で申し訳ないですが、静止画に置いてはそれほど差を感じませんでした。
「Galaxy S9+」は3年前の機種ですが、搭載している液晶パネルの性能が良いのか、最新モデルの「Xperia 1 III」に引けを取らず非常に奇麗な画像を表示してくれます。
次は「明るさ設定:MAX」に設定し比較。
「明るさ設定:MAX」にすると、「Xperia 1 III」のコントラストの高さが良くわかる様になりました。
「明るい所は明るく」「暗い所は暗く」非常に明暗がはっきりしているので画像が際立ちます。
「明るさ設定:MAX」が効いてくるのは室外での使用時。
例えば、外で写真撮影やムービー撮影などを行う際は、非常に見やすい画面で撮影を行う事が出来るようになると考えられます。
メニュー遷移速度比較
次は、どれだけサクサク動くか、メニューの遷移速度の比較をしてみます。
左が「Galaxy S9+」、右が「Xperia 1 III」となります。
サクサク度合いで言えば
両機種全く同じ、非常にサクサク動きます。
「Galaxy S9+」は発売されてから3年経過した機種になりますが、RAMが6GBと現在でも一線で使える容量になっている事も有り全くストレスなくメニュー遷移が出来ます。
アプリ起動速度比較
次は、インストールしたアプリの起動速度の比較をしてみます。
今回は2種類のゲームで起動速度を比較しております。
荒野行動の起動速度比較
1つ目は、非常に重いアプリ「荒野行動」の起動速度比較。
左が「Galaxy S9+」、右が「Xperia 1 III」となります。
比較結果動画を見て頂ければ分かる通り、
圧倒的に「Xperia 1 III」の起動が早い結果となりました。
「Xperia 1 III」は、アプリをクリックしてから起動まで約12秒、「Galaxy S9+」は、アプリをクリックしてから起動まで約26秒とその差倍以上の14秒も有ります。
この差として考えられるのは、「Xperia 1 III」のCPUがハイエンド向けの「Snapdragon 888」を搭載している事、RAMが「12GB」と「Galaxy S9+」の倍の容量になっている事が考えられます。
ウマ娘の起動速度比較
2つ目は、今流行りのアプリ「ウマ娘」の起動速度比較。
左が「Galaxy S9+」、右が「Xperia 1 III」となります。
比較結果動画を見て頂ければ分かる通り、ウマ娘に関しても
「Xperia 1 III」の起動が若干早い結果となりました。
「Xperia 1 III」は、アプリをクリックしてから起動まで約10秒、「Galaxy S9+」は、アプリをクリックしてから起動まで約11秒とその差は1秒。
ウマ娘に関してはそれほど差は出ませんでした。
初回読み込みが多いアプリになればなるほど、「Snapdragon 888」と「12GB RAM」の威力が発揮されると言う事がこの比較で分かりますね。
最後に
今回は、「Xperia 1 III」と「Galaxy S9+」の画面や起動速度に関して、比較をしてみました。
アプリの起動に関して、「Snapdragon 888」と「12GB RAM」といったハイスペックの性能を持つ「Xperia 1 III」がその威力を発揮すると感じる結果になりました。
「Xperia 1 III」は、現時点でどんなアプリでもストレスなく快適に操作が出来るのではと考えられます。
今後、動作が重いアプリケーションが出てきても「12GB RAM」の性能を十分生かして、起動や操作がサクサク動くのではないでしょうか。
バッテリーが劣化しない限りは2~3年は十分快適に使う事が出来る端末に出来上がっていると思います。
ただ、「画面の綺麗さ」や「サクサクとした動作」などに関しては3年前のハイスペック機種「Galaxy S9+」でも十分で、バッテリー劣化が激しくない場合はまだまだ現役で使える端末である事にびっくりした結果でもあります。
「Xperia 1 III」はハイスペックが故に端末価格が非常に高額なため、最新機能などのこだわりがない場合は「Galaxy S9+」のような3世代前のハイスペック端末をお安く購入して、使うというのも賢い選択かもしれません。
常にハイスペック端末に機種変更して使うか、過去のハイスペック端末をお安く購入して使うか。
中々悩ましいですね。