Noble FALCON用として、ベストバイ・イヤーピースの「final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」。
そんな中、気になる製品がJVCケンウッドから発売されました。
それは「Spiral Dot」シリーズの新商品
「Spiral Dot SF」
「Spiral Dot」シリーズは「HA-FX1100」の標準イヤーピースとして同梱されており、その性能に関しては良く知っていたのですが、今回の新製品は色々と改良を加えられより使いやすい製品として開発されたと言う事なので、非常に楽しみです。
以前、「【おススメ】Noble FALCON 2 におススメなイヤーピースはこれだ!6種類のイヤーピースを比較」でもちらっと紹介しましたが、本製品を早速購入し「Noble FALCON PRO」で使用して見ました。
さて、どんな結果になったのか。。。
記事にまとめましたので、お読み頂ければ幸いです。
・「final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」について知りたい場合は、すぐ「こちら」をクリック!
・「【レビュー】コンプライ製イヤーピースのおすすめな所・イマイチな所」について知りたい場合は、すぐ「こちら」をクリック!
1.ファーストインプレッション
見た目はどうか、触り心地・着け心地は一体。。。
気になりますよね。
では早速、見ていこうと思います!
1.1.開封の儀
今回は、装着してみて自分の耳に一番合ったサイズ「MLサイズ」を購入しました。
パッケージは、非常にコンパクト。
下記の様な、キノコ型と言ったらよいでしょうか、イヤーピースが計4個(2ペア)入っております。
1.2.見た目はどうか?
次は見た目に関して。
上から見た図。(ピンぼけしてて申し訳ない。。。)
画像を見て頂いても分かるように、イヤーピース内側には窪みが有るのが分かります。
これが、JVCの独自の音質向上技術である「スパイラルドット」になります。
スパイラルドットの優位点は、下記参照。
1.当社独自の音質向上技術「スパイラルドット」採用によるクリアなサウンド
イヤーピース内壁にスパイラル状にドットを配列した、独自の音質向上技術「スパイラルドット」を採用。イヤーピース内の反射音を拡散させ、直接音とのバランスを最適化することで、音のにごりを抑え、クリアなサウンドを実現します。
私はスパイラルドットのイヤーピースを「HA-FX1100」で使っており、クリアサウンドの効果を実感しているので、ワイヤレスイヤホンでも使えるとなると期待が持てます。
次は横から見た図。
今「Noble FALCON PRO」にて使用している「final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」と比べてみました。
左が「Spiral Dot SF」、右が「final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」となります。
傘の山の高さは、「Spiral Dot SF」の方が1mm程度高くなっています。(下記画像を参照)
※山の高さは「9mm」弱。
耳の奥に入れこむ「Noble FALCON」シリーズのイヤホンにとって、この1mmの高さが装着感にどう影響するかが気になる所です。
最後に下から見た図。
軸部分は柔らかく、ノズルが太くなった「Noble FALCON PRO」でも難なく装着する事が可能です。
1.3.触り心地はどうか?
触り心地ですが、
かなり柔らかいです。
HA-FX1100用で付属してくるスパイラルドットのイヤーピースと比べて明らかに柔らかいですし、「final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」と比べても同等の柔らかさです。
名前に「SF(ストレスフリー)」と銘が打たれているだけあって、素材自体もかなり柔らかい為、耳に入れた時の違和感はだいぶ軽減されるのではないかと思います。
メーカーの製品紹介サイトにも下記の用な説明がされておりますが、納得です。
一方、昨今のイヤホン市場では、完全ワイヤレスモデルの需要拡大と、テレワークにおけるリモート会議をはじめとするオンラインでのイベントや交流の増加に伴い、より長時間にわたってイヤホンを装着する新しいライフスタイルが定着しつつあり、今まで以上に着け心地の良さを求める声が高まっています。
今回当社が発売する「EP-FX11」は、独自の音質向上技術「スパイラルドット」に加え、耳への圧迫感を抑える新形状と柔らかく伸びのあるシリコン素材の採用により、軽い着け心地を実現しました。愛称を「スパイラルドットSF(ストレスフリー)」とし、音質向上&ストレスフリーフィットを実現した交換用イヤーピースとして提案します。また、ビクターブランドより本日同時発表した、完全ワイヤレスイヤホン「HA-FX100T」にも最適な交換用イヤーピースです。
1.4.着け心地はどうか?
着け心地は、メーカーの商品ページにある説明通り
「軽い付け心地」
を実感できる製品になっているかと思いました。
耳の奥に入れても、異物感を感じる事が無く、耳にFitしてしっかり装着できます。
これなら、長時間イヤホンを装着していても、快適に使用が出来ますね。
ただ、1点気になるのは、フィットしすぎて圧迫感を感じる事でしょうか。
これは慣れる気もしますが、もしこの圧迫感が気持ち悪いなぁと感じたら、ワンサイズ小さいイヤーピースで試して見たり、自分が一番心地良いサイズを選べば良いかと思います。
2.Spiral Dot SFを使って分かった事
この章では実際に使って分かった事を述べていきたいと思います。
2.1.音質面
音が明瞭(クリア)になります。
「final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」と聴き比べをして分かりましたが、「Spiral Dot SF」はかなりクリアに音楽が聞こえるようになります。
音楽全体の解像度をもっと上げたい等、感じられている方は、「Spiral Dot SF」はおススメなイヤーピースになります。
1点、もともと解像度が高いイヤホンに使うと効果がマイナス方面に行ってしまう可能性が有ります。
その理由として、ドンシャリ傾向のある「Noble FALCON PRO」に「Spiral Dot SF」を装着して音を聴いた時、高音部の音(シンバルなどの音)が耳に刺さる様になってしまったので、この点は注意が必要になります。
「Noble FALCON」に「Spiral Dot SF」を装着して音を聴くと、全体的に音が明瞭になり聴きやすくなったので、「Noble FALCON」をお持ちの方にはおススメ出来る製品になっているかなと思います。
2.2.値段
価格は約\1,500とややお高めです。
4個(2ペア)分入ってはいるので、長い目で見れば、コストパフォーマンスは良いかもしれませんが、「final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様 2ペア」の¥980のコストパフォーマンスの良さを考えると、やや高く感じてしまいますね。。。
※「final イヤーピース TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」がお買い得すぎるという面もあります。。。
2.3.装着感
耳穴に密着しすぎて、ものすごく圧迫感を感じるようになるかもしれません。
「Spiral Dot SF」の素材により柔らかいシリコンを使う事によって、イヤーピースの形状が耳の形に変化しやすくなり、耳への密着度が増えた事による圧迫感なのですが、この感覚は人それぞれで、特に気にならない人もいれば、気持ち悪いと感じる人もいるかと思います。
あまりにも圧迫感を感じて辛い場合は、イヤーピースのサイズダウンを行ってみるのも一つの手です。
3.最後に
今回は
「Spiral Dot SF」
に関して記事にまとめました。
おススメする点は
・素材が柔らかいシリコンになった事で、異物感の軽減と装着感が増した事。
・音が明瞭(クリア)になる事。
の2点。
付け心地と音の明瞭さを求めたい人にとっては、ベストバイの製品になるかと思います。
気になる方は、是非一度お試しあれ!