今年のスマートフォン夏モデルとして、またまた非常に魅力的な製品が発表されました。
それは、
SHARP AQUOS R6
※SHARP 製品サイトより引用
この端末、Sonyの「Xperia 1 III」とは違った意味で、ものすごいスマートフォンに仕上がっております。
SHARPという会社は、面白い製品を数多く世に出しているグローバル企業。
モバイル端末においても、携帯電話として初めてカメラを搭載し「写メ」という言葉が生まれるきっかけになった「J-Phone J-SH04」を開発。
発売当初、友人がこの端末を購入して見せてもらったのですが、ものすごいものが出てきたと興奮した記憶が有ります。
※ケータイwatchから引用
そして、Android端末として初めておサイフケータイやワンセグ、赤外線通信といった携帯電話に搭載していたお馴染みの機能を搭載させた「au IS03」を開発。
レディ・ガガの「Poker face」を起用したCM(こちらをご確認)はインパクトが非常にあって、今でも記憶に残っている方も大勢いるのではないかと思います。
※ケータイwatchから引用
こういった、数々の名機を世に送り出したSHARPの最新スマホ「AQUOS R6」に関して、今日は記事にして行きたいと思います。
仕様に関して
AQUOS R6 | |
サイズ | 約162mm×約74mm×約9.5mm(突起部除く) |
重さ | 約207g |
OS | Android 11 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 |
内蔵メモリ | ROM 128GB /RAM 12GB |
外部メモリ | microSDXCカード(最大1TB) |
バッテリー容量 | 5,000mAh(内蔵電池) |
外部接続 | USB Type-C /イヤホンマイク端子(3.5φ) |
充電時間 | 約120分(急速充電対応) |
連続通話時間 | LTE(VoLTE(HD+)):約1850分 /LTE(VoLTE):約1940分 |
連続待受時間 | LTE:約420時間 |
ディスプレイ | 約6.6インチ Pro IGZO OLED WUXGA+(1260×2730) |
サウンド | ステレオスピーカー |
HDR対応フォーマット | HDR10・Dolby Vision・HLG・VP9・YouTube HDR |
通信速度 | 5G : 受信時最大 4.2Gbps / 送信時最大 218Mbps LTE : 受信時最大 1.7Gbps / 送信時最大 131.3Mbps |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6) |
Bluetooth | Ver.5.2 対応プロファイル:HSP、HFP、A2DP、AVRCP、HID、OPP、SPP、PBAP、PAN、HOGP |
カメラ | 有効画素数 約2,020万画素 CMOSF値 1.9 ライカ監修1インチセンサー |
防水/防塵 | IPX5/8(お風呂防水対応)/ IP6X |
発売時期 | 2021年6月中旬 |
価格 | 未定(おそらく¥120,000~¥130,000前後になりそう) |
注目ポイント
ライカ監修 1インチセンサー搭載
やはり、目玉となるのは「ライカ監修 1インチセンサー」を搭載していると言う事でしょう。
※SHARPの製品機能紹介サイトより引用
現行のスマートフォンでは1型センサーを搭載した製品は無く、カメラにおいては間違いなく現時点で最強のスマートフォンの一つとなります。
センサーが大きくなる事でどういった利点があるか。
デジタルカメラは、レンズを通って入ってきた光をこのセンサーで受けてデジタル信号に変更するのですが、センサーが大きければ大きいほど「多くの光を受け取る事が可能」になりその分「変換できるデジタル信号も多く」なり画質が向上する利点が有ります。
スマートフォンというサイズに制約がある中で、このような大型のセンサーを搭載させたSHARPの開発者の方々は本当に凄いと思います。
コンパクトデジタルカメラで、発売当初1型センサーを搭載してかなり有名になった「RX100シリーズ」が有ります。
私は「RX100シリーズ」を所持しておりますが、お手軽にボケ撮影が出来て非常に奇麗な写真を撮る事が出来るので、「AQUOS R6」も非常に期待が出来ます。
Pro IGZO OLED 世界初 1Hz-240Hzで駆動
SHARPと言えば、IGZO(イグゾー)でしょう。
このIGZOを利用した、「6.6インチ WUXGA+(1260×2730)」の有機ELディスプレイを搭載。
※SHARPの製品機能紹介サイトより引用
また1Hz~240Hzで駆動し、なめらか且つクッキリに画像を表示。
※SHARPの製品機能紹介サイトより引用
動きが激しいゲームなどもコマ落ちする事無く「ぬるぬる」と動きを表示する事が出来ます。
これでいて、省エネと言う事ですから、IGZOの技術は凄いものです。
2本指認証でより高速に、より強度に
「AQUOS R6」には「3D超音波指紋センサー 3D Sonic Max」が搭載されています。
これは、クアルコムが開発した「超音波式画面内指紋センサー」で、指紋認識領域は「30mm×20mm」と広く、センサーの位置を余り気にせず気軽に指紋認証を行う事が可能になっています。
※SHARPの製品機能紹介サイトより引用
また、センサーの範囲が広いので「2本指認証」も可能。
2本指認証にする事で、1本指認証に比べてセキュリティー強度を20倍に高める事が出来るため、より身近に指紋認証を使う事が出来る様になっています。
「3D Sonic Max」は世界で初めて「AQUOS R6」に搭載される機能ですので、世界初を試してみるのも良いかもしれませんね。
アダプターとケーブルをつなぐだけで簡単にデータをコピー
スマホの切り替えで一番面倒くさいのが、データの移行ではないでしょうか。
特に、メーカーが違うスマホに切り替えた時が一番大変で、SDカードに「チマチマチマチマ・・・」とデータを入れて新しい端末に移行する、アプリは再度インストールしなおすなど、本当に面倒くさい(苦笑)
そういった、ユーザーの面倒くさいというのを解消してくれる、機能を「AQUOS R6」は搭載しております。
それが、「かんたんデータコピー」。
※SHARPの製品機能紹介サイトより引用
付属の「クイックスイッチアダプター」とケーブルを新旧端末に繋ぐだけで、「写真」や「動画」、「アプリ」や「Wi-Fi設定」なども一括で新しい端末にコピーしてくれるという凄い機能!!
これ、Android端末だけでなくiPhoneまでデータコピー可能というからすごい。
この機能が有るだけで、この端末に切り替えようかなと思う事が出来ます。
最後に
今日は、SHARPの「AQUOS R6」について、記事をまとめました。
1インチセンサー搭載や世界初の機能と、Sonyの「Xperia 1 III」とは全く違う方向での凄さを感じる端末に仕上がっています。
気になる部分と言えば「価格」と「auでは発売されない」事かなと。。。
価格は、間違いなく¥100,000は超えてくるでしょう。
また、auユーザーは指をくわえて見る事しかできないのが辛いです。。。(ちなみに私はauユーザー)
発売時期は来月6月中旬以降。
スマホの切り替えを検討されている方は、その一台に加えてみてはいかがでしょうか。