iBassoが「iBasso DC05」を発表!その性能は?【iBasso DC03との比較有り】

  • 2021年11月10日
  • 2021年11月19日
  • DAC, News
DAC

皆様こんにちは、Takaです。

「iBasso」から、新たな製品が発表された記事を「HiFiGo」で見つけたので、ご紹介いたします。

それが、

「iBasso DC05」

HiFi GO iBasso DC05紹介ページより引用

です。

私も「iBasso DC03」「iBasso DC04」ユーザーで、「コンパクトで高音質」&「お手軽な価格」に結構楽しく使っているDCシリーズ。

そんなDCシリーズの新製品と言う事で、非常に楽しみでもあります。

今回はそんな「iBasso DC05」に関して、以下の内容

1.iBassoが「iBasso DC05」を発表!その性能は?

2.「iBasso DC05」の注目すべき点

について記事をまとめ皆様に情報を展開していきたいと思います。

今回の記事は高品質のオーディオ機器が何でも揃うショッピングサイト「HiFiGO」から得た情報を元にまとめております。

では、ご覧ください!

iBassoが「iBasso DC05」を発表!その性能は?

性能面に関して、同じ3.5mmの出力端子を持つ「iBasso DC03」と仕様面を比較してみます。

iBasso DC05
iBasso DC03
DACES9219C x 2CS43131 x 2
THD+N<0.00056%<0.00028%
出力電圧2Vrms(300Ω負荷)/ 1.73Vrms(32Ω負荷)2Vrms(300Ω負荷時) / 1.61Vrms(32Ω負荷時)
出力レベル140mW @16Ω、93mW @32Ω80mW@32Ω
S/N 比121dB127dB
周波数特性20Hz〜40kHz20Hz~40kHz +/-0.5dB
ノイズフロア<0.9μV
PCM384kHz/32bitまで384kHz/32bitまで
DSD11.2MHzまで11.2MHzまで
MQAデコード対応 
ヘッドホン出力3.5mm3.5mm
バランスヘッドホン出力
重さ9g11g
価格¥6,808(HiFiGo)¥6,820

注目する変更点を、赤太文字にして表しています。

「iBasso DC05」の注目すべき点

DACチップが「ES9219C」 に変更

音質の肝となるDACチップに関して、「CS43131」から「ES9219C」に変更されています。

DACのメーカーが「シーラスロジック」から「ESS」に変更される事で、出力される音の雰囲気も変わると考えられるので、この変更はユーザーとして楽しみな一つですね。

これから買おうと考えられている方は、「iBasso DC03」を残しつつ「iBasso DC05」を購入しても面白いかもしれません。

なぜなら、違う音質を楽しむ事が出来るからです。

単品で購入しても¥7,000前後の価格ですし、数万円するDAPを2台持つよりも手を出しやすい。

そして、音質を気軽に選べるようになるので、結構楽しめるかもしれません。

32Ω負荷時の出力電圧・出力レベルがアップ

32Ω負荷時の出力電圧・出力レベルが「iBasso DC03」と比べレベルアップしています。

出力電圧:1.61Vrms(32Ω負荷時) ⇒ 1.73Vrms(32Ω負荷)

出力レベル:80mW@32Ω ⇒ 93mW @32Ω

これ位のアンプ出力が有ると、大体のイヤホンなら問題なく鳴らす事が出来ます。

アンプ出力が弱い、スマートフォンやノートPC等で使用する際に活躍しそうです。

MQAデコードをサポート

「iBasso DC05」は、MQA(Master Quality Authenticated)のフルデコードに対応しております。

これは他のDCシリーズでは無かった機能なので、非常に気になるバージョンアップの一つだと考えられます。

これに対応する事で、高解像度のMQA信号を適切にデコードして高音質のまま耳に音を届ける事が出来る様になります。

日本上陸間近とささやかれている、音楽配信サービス「TIDAL」。

この「TIDAL」でMQAを使用したハイレゾ・ストリーミングが聴ける「TIDAL MASTERS」を日本でも聴けるようになれば、「iBasso DC05」は非常に威力を発揮するのではないでしょうか。

お値段も¥7,000前後とお手軽な価格で、気軽にスタジオ品質の音を楽しめる様になるので、ユーザーにとっては非常に楽しみな機器となります。

後は「TIDAL」が日本でも使える様になれば。。。

重量がさらに軽く

重量に関して、「iBasso DC03」と比べ2gも軽い9gになっています。

「iBasso DC03」を持った時にかなりの軽さを感じたのですが、それよりもまだ軽くなってリリースされるのは凄いですね。

普段持ち運んで使う人は、軽ければ軽いほど良いので、この軽量化は称賛に値します。

軽すぎて、落としても分からないのが辛いかもですが。。。(苦笑)

まとめ:「iBasso DC05」はDAC変更に伴い様々点で期待が出来る機種

HiFi GO iBasso DC05紹介ページより引用

「iBasso DC05」は様々な部分で非常に期待が出来る機種だと感じます。

特に

・DACチップが「ES9219C」 に変更伴う音質の変化

・MQAデコードをサポートする事で、手軽にスタジオ品質の音を楽しめる

上記、2点はその期待を高める内容だと感じます。

一体どんな端末になっているのか、本当に試聴してみたい端末の一つですね。

HiFi Goでは「もうすぐ発送」と記載されており、興味のある方はHiFiGoで購入されるのも良いかもしれません。

日本での発売は不明なのが残念ですが、今年中に発売される事を期待しておきましょう!

もしHiFiGoで予約&購入された方がいらっしゃいましたら、コメント頂ければ幸いです。

それでは、失礼します。

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