皆様こんにちは、Takaです。
年末に向け、各メーカーが色々な新製品を発表してきている今日この頃。
そんな中、以前から話題になっていたHiByのDAP
「HiBy RS6」
がHiFiGoで先行予約が開始されました!
とうとう発売される事になったと言う事で、HiByユーザーだけでなくDAPユーザーも興味を持ってらっしゃる方も多いのでは無いでしょうか。
HiFiGoにおいて仕様面や性能に関して色々と情報が展開されておりましたので、今回は皆様が知りたいと思われる
1.HiFiGoで「HiBy RS6」の先行予約が開始!その性能はどうか?
2.「HiBy RS6」の注目すべき点
の2点について記事にまとめ、皆様に情報を展開いたします。
もし、興味のある方はご覧いただければ幸いです。
もし「HiBy RS6」の音質がどうなのか知りたい場合は、以下記事をチェック!
HiFiGoで「HiBy RS6」の先行予約が開始!その性能はどうか?【仕様面】
まずは仕様面に関して、以下の表にまとめました。
比較対象に「New HiBy R6」を載せておりますので、ご確認頂ければと思います。
HiBy RS6 | New HiBy R6 | |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.0インチ(1980×1080)Full HD(IPS) | 4.97インチ(1980×1080)Full HD(IPS) |
SoC | Snapdraon660 | Snapdraon660 |
DAC | R-2R(ダーウィンアーキテクチャ採用) | ES9038Q2M x 2 |
ネットワーク | Wi-Fi(2.4/5GHz) | Wi-Fi(2.4/5GHz) |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
Bluetoothコーデック | SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC、UAT | 受信:SBC、AAC、LDAC、UAT 送信:SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC、UAT、UAT TWS |
USB | USB3.1 | USB3.1 |
OS | Android 9.0 | Android 9.0 |
RAM | 4GB | 4GB |
内部ストレージ | 64GB | 64GB |
SDカード | micro SD(最大2TB) | micro SD(最大2TB) |
DSD対応 | – | 最大512 |
サンプリング周波数 | – | 最大768kHz |
量子化ビット数 | – | 最大32bit |
MQA | 16倍展開 | 16倍展開 |
バッテリー | 4,500mAh | 4,500mAh |
充電時間 | 約3時間 | 約3時間 |
再生時間(Phone Out) | 最大8.5時間 | ステレオミニ:約10時間 バランス:約8.5時間 |
再生時間(Line Out) | – | ステレオミニ:約10時間 バランス:約10時間 |
ヘッドホン 出力 | ステレオミニ:3.5mm バランス:4.4mm | ステレオミニ:3.5mm バランス:4.4mm |
ライン出力 | ステレオミニ:3.5mm バランス:4.4mm | ステレオミニ:3.5mm バランス:4.4mm |
アウトプットパワー(32Ω) | 3.5mm:180mW 4.4mm:690mW | 3.5mm:245mW 4.4mm:750mW |
サイズ(H × W × D) | 130×73×15(mm) | 130×73×15(mm) |
重量 | 315g | 235g |
本体色 | Champagne gold | Silver / Black |
価格 | ¥160,237(税込) ※HiFiGoでの価格 | ¥91,515(税込) ※HiFiGoでの価格 |
「HiBy RS6」の注目すべき点
DACチップに「R-2R」を採用
音質の肝となるDACチップに関して、HiBy初「R-2R」を搭載しております。
この「R-2R」DAC。
オーディオ専用のDACではなく医療計測用として主に使われているDACで、オーディオ用の⊿Σ方式のDACと比べてより自然な音に変換できるようになると言う事です。
ただコストが高く搭載する際の難易度が高いため中々お目にかかれないDACだと、以前RS6の試聴会に参加した際に販売代理店の飯田ピアノの担当の方が仰っておられました。
DAPでは非常に珍しいDAC「R-2R」、視聴会で聴かせてもらった際に感じたのは下記2点。
・非常に暖かみのある音質
・音場が広い
上記2点気になる方は、Watchをしておくのが良いと思います。
自社開発のダーウィンアーキテクチャを採用
新たな情報としては、HiBy自社開発のダーウィンアーキテクチャを採用したと言う事。
「ダーウィンアーキテクチャ」とは何ぞや?
詳しい内容は、HiFiGoの「HiBy RS6」のNews記事に記載が有りました。
For the latest RS6, HiBy has designed a brand new digital signal processing architecture, known as the Darwin Architecture. They have designed this based on traditional R-2R ladder array architecture. The system includes resistor ladder linearity compensation. For the first time, an R-2R system is combined with advanced functions such as Linear FIR filter, Non-linear harmonics control, switchable Oversampling/NOS filters, and DSD bypass on a portable device. It is fully configurable, creating endless possibilities for future upgrades on the system.
上記内容を要約すると、
・HiBy社がRS6用に開発した新しいデジタル信号処理のアーキテクチャ
・システムには「抵抗器ラダーの直線性補償」が含まれ、「リニアFIRフィルター」「非線形高調波制御」「スイッチング可能なオーバーサンプリング/NOSフィルター」「DSDバイパス」などの高度な機能を組み合わせたものを、初めてポータブル機器に搭載
・フルコンフィギュレーション機能を搭載で将来のアップグレード可能性を広げる事が出来る
と記載があります。
これだけ見ると、R-2Rを搭載するために新しいデジタル信号のアーキテクチャを開発し、それに伴いポータブル機器ではレベルの高い機能を搭載して将来の拡張性も約束する作りになっているとかなり盛りだくさんな内容に。
「HiBy RS6」はHiByがかなり意欲的に開発したDAPだと感じました。
イヤホンメーカー毎に調整された設定を利用する事が可能に
なんと、「HiBy RS6」にはイヤホン・ヘッドフォンメーカー毎に調整された設定を使う事が出来る様になるとの事。
上記画像に、記載された内容を英訳してみると、
とのこと。
つまり、10社に当てはまるブランドのイヤホンを所持している場合は、「HiBy RS6」を購入すればすぐに調整された音を聴く事が可能になると言う事になります。
これ、なかなか魅力的な機能だと感じました。
上記の画像からは「64 AUDIO」や「DUNU」、「qdc」といった名だたるメーカーが入っているので、これらイヤホンを所持されている方は「HiBy RS6」を購入したらすぐにイヤホンに適した音で聴く事が出来るというのは嬉しい点ですね。
また、英文の最後には「more to come」とあり、今後この設定は増える可能性が有るので非常に楽しみです。
まとめ:「HiBy RS6」は非常に気になる1台
「HiBy RS6」は非常に気になる1台だと感じました。
その理由は
・「R-2R」DAC採用
・自社開発のダーウィンアーキテクチャを採用
・イヤホンメーカー毎に調整された設定を利用する事が可能
の上記3つ。
「R-2R」DACの力を存分に発揮させるために開発をしたアーキテクチャ「ダーウィンアーキテクチャ」が非常に気になる所です。
一体どんな端末になっているのか、本当に楽しみな端末の一つですね。
HiFiGoでは11月中旬以降発送となっており、日本での発売は不明なのが残念です。
もしHiFiGoで予約&購入される方がいらっしゃいましたら、コメント頂ければ幸いです。
それでは、失礼します。