【News】FiiO のコンパクトDAC 「FiiO K3 2021」が海外にて発売。その性能はどうか!?

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「USB DAC」の入門機として非常に人気があった

「FiiO K3」

に関して、マイナーアップバージョンとなる

「FiiO K3 2021」

が「HiFi Go」のニュースに上がっておりましたので、今回はこの製品に関して記事に致しました。

日本未発表の「FiiO K3 2021」。

一体どのような製品に仕上がっているのか、記事をご確認頂ければ幸いです。

目次

仕様面

ひとまず、仕様面に関して「FiiO K3」と「FiiO K3 2021」の情報を展開いたします。

ご参考までに。

仕様 FiiO K3 2021
FiiO K3
DAC ES9038Q2M AK4452
USBチップ XMOS XU208 XMOS XUF208
ローパスフィルターオペアンプ TI OPA1612 TI OPA1612
駆動オペアンプ OPA926 x 2 OPA926 x 2
シングル出力 3.5mm(114mW (32Ω)) 3.5mm(120mW(32Ω))
バランス出力 2.5mm(200mW(32Ω)) 2.5mm(200mW (32Ω))
最大サンプリングレート 384kHz/32bit 384kHz/32bit
DSD DSD256 DSD256
S/N比 121dB 113dB以上
USB Type C Type C
外形寸法 70x58x22(mm)
重量 82g
価格 ¥12,074(HiFi Goでの価格) ¥12,800(Amazon)

※「FiiO K3 2021」の仕様は「HiFi GO FiiO K3 2021 New」から、「FiiO K3」の仕様は「FiiO K3 商品ページ」から抜粋しています。

FiiO K3 2021とFiiO K3の違い

DACがAKMからESSに変更

「FiiO K3 2021」の大きな変更点としては、DACがAKMの「AK4452」からESS「ES9038Q2M」に変更した事でしょう。

「最大サンプリングレート」や「DSD対応」に大幅な変更は無いですが、一番変わると考えられるのが「音質面」。

AKM⇒「キレが有る音」

ESS⇒「暖かみが有る音」

と性格が全く異なる音質を持っているので、「新しく購入」される方「FiiO K3」をすでに所有されておられる方両方とも楽しめる製品になるのではと考えられます。

また、DAC変更に伴い「S/N比」も「113dB」から「121dB」へと向上

向上した事でより「明瞭」「歪が少ない」音になると考えられます。

好きな音楽は、ノイズが少ない音で聴きたいので、この性能向上はユーザーにとってはありがたい向上だと感じますね。

出力電力の変更

気になったのが、シングル出力の出力電力が

FiiO K3 2021 ⇒ 3.5mm(114mW (32Ω))

FiiO K3 ⇒ 3.5mm(120mW(32Ω))

と低下している事。

搭載しているオペアンプが全く変わっていないのですが、この出力低下って何が影響しているのでしょうか。。。

6mWの低下がどれほど影響が有るのか、気になる所です。

USBレシーバーチップがグレードダウン??

もう一つ気になった事が、

FiiO K3 2021 ⇒ XMOS XU208

FiiO K3 ⇒ XMOS XUF208

とレシーバーチップの変更で、「F」が無くなる事でどういった差が有るのかXMOSの「XU SERIES スペックシート」を確認してみました。

すると、XUは「Flash無し」XUF「Flash有り」のチップになっているようです。

一般的には、チップにFlash(チップ内メモリ)が搭載される事で、より高速にデータ処理を行う事が出来ると思うのですが、HiFi GOの「FiiO K3 2021」の商品紹介ページでは

FiiO has featured a high-performance XMOS XU208 USB signal receiver chip in the K3 2021 that enables high-resolution PCM and DSD decoding support.

※HiFi GO 「FiiO K3 2021」の製品紹介ページより抜粋

と、「XMOS XU208」の性能面を大々的に記載している事は「Flash」無しの方が良いのでしょうか。。。

このあたりは私も詳しくなく、申し訳ございません。

最後に

「FiiO K3 2021」についてご紹介いたしました。

色々と気になる部分が多い製品ではありますが、「お手軽」で「コンパクト」、そして「低価格」という3点は、中々興味がそそられる製品かと思いました。

日本での発売は現状どこにも情報が上がっていない為、未定なので、もし人柱になるよ!(人聞きが悪い)という方は、「HiFi GO」のFiiO K3 2021 購入ページ」にて購入頂ければと思います。

日本での発売に関しての情報が出てきたら、また展開したいと思います。

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この記事を書いた人

ガジェット大好きサラリーマン。 日々無駄に時間を使っていたがこれではダメだと思い一発発起でブログを始める。皆様のお役に立ちたいという気持ちは人一倍強く、どうすればより良い情報を提供できるか日々悪戦苦闘しながらブログを書いています。購入したガジェットや家電など、ブログで紹介していきます。

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