昨日は、久しぶりにヨドバシカメラ梅田に行きまして、今注目のノイズキャンセル機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン
「SONY WF-1000XM4」
※SONY 製品サイトより引用
の実機を見てきました。
実物を目の前にすると、コンパクトながらも物凄い存在感のある製品となっておりました。
気になっておられる方も多くいらっしゃり、視聴される方が後を絶たない感じで、熱量が凄かったです。
今回は、「SONY WF-1000XM4」を実際に「見て・触って・聴いて」分かった6つの事を記事にしてみたいと思います。
興味がある方はご覧くださいませ。
実機を見て触って聴いて分かった事
その1 ケース・本体の大きさ
まず、店に置いてある実機を目にした時に、思わず口から出た一言。。。
ケースちっさ!
「SONY WF-1000XM4」の試聴機の横に「SONY WF-1000XM3」が置いてあったのですが、見比べて見てケースが半分ぐらいのサイズになっており、非常にコンパクトで驚きました。
そして、ケースを持った時も一言。。。
かる!!
それもそのはず、「SONY WF-1000XM4」は「SONY WF-1000XM3」と比べケースで36gの軽量化に成功しています。
SONY WF-1000XM4 | SONY WF-1000XM3 | |
重さ | イヤホン:7.3g(単体) ケース:41g | イヤホン:8.5g(単体) ケース:77g |
いやぁ、この軽量化は凄い。
ケースの軽量化ももちろんなのですが、イヤホン本体も1.1gも軽量化されており、手に取った時に分かる程軽くなっているのはびっくり。
この本体の軽量化、耳への負担を軽減してくれるのではと期待が持てます。
重いと耳も疲れますしね。。。
その2 装着性
「SONY WF-1000XM4」で気になったのが装着性でした。
「SONY WF-1000XM3」と比べ、耳にすっぽり収まる感じで最初は良いな!と思ったのですが、ノイズキャンセルの効きが良くなかったので色々と位置合わせをすると、少し耳が痛くなりました。
この感じ、昔購入した
「Bose SoundSport Free wireless headphones」
に似ていて、ちょっと嫌な思い出が蘇りました。。。(苦笑)
その思い出とは、視聴して非常に好きな音だったので購入し普段使い(通勤・出張などの移動時に使用)で30分程つけ続けると耳が痛くなりすぎて、泣く泣く手放した事。
とにかくこの感覚に似ていて、もしかしたら私の耳には合わないイヤホンなのかもと思いました。
もし気になる方は、予約をする前に視聴できる店で装着感を確かめた方が良いかもしれません。
値段も安くないですし。。。
その3 中・低音が豊かに出るイヤホン
音質に関しては、中音・低音が良く出ており、私好みの音質でした。
これは「SONY WF-1000XM4」で搭載されている、「独自開発のドライバーユニット」&「ハイコンプライアンス振動版」が効いているのではと考えられます。
試聴では「Rock」と「J-Pop」、「アニソン」などを聴きましたが、響く音が非常に心地よく、聴いていて楽しくなりました。
反面、高音は少し物足りなさを感じました。
昨日は「Noble FALCON Pro」を持っていたので、これと比べても特に高音部の差は歴然で、これは1ドライバーでは厳しいのかなと感じた次第です。
その4 ノイズキャンセル機能
業界最高クラスのノイズキャンセル性能とうたっている「SONY WF-1000XM4」。
実際に試してみましたが、イヤーピースが合わなかった事や「SONY WF-1000XM4」の位置合わせがうまく出来なかった事が影響なのか、最高クラスのノイズキャンセル性能を実感できませんでした。。。
以前、「Bose QuietComfort Earbuds」を視聴した時は、ノイズキャンセル性能をすぐ実感出来て驚いた記憶があったのですが、「SONY WF-1000XM4」では実感できず。
「SONY WF-1000XM4」は非常に位置合わせが難しいイヤホンなのかなと感じました。
その5 専用アプリ「Headphones Connect」で色々カスタマイズできる
SONYのワイヤレス機器の便利な所は専用アプリ「Headphones Connect」でセッティングやカスタマイズが出来る事で、もちろん「SONY WF-1000XM4」でもこのアプリを使う事が出来ます。
ノイズキャンセル機能搭載イヤホンである「SONY WF-1000XM4」では、ノイズキャンセル性能を十分発揮させるようにカスタマイズ機能も充実していました。
アプリで「ON/OFF」、「外音取り込みレベルの変更(20段階)」、「風ノイズ軽減」の調整ができます。
また、「ノイズキャンセル」の能力を最大限に発揮できるよう測定する機能も搭載されていたので、この機能をうまく使えば、もしかしたら「最高クラスのノイズキャンセル性能を実感」出来る様になるかもしれません。
その6 充電&バッテリー性能向上
その1で、「本体&ケース」の軽量化に驚いたのですが、もっと驚いたのが大幅軽量化したにもかかわらず、
ノイズキャンセルONで「本体8時間」「ケース含めて24時間」、ノイズキャンセルOFFで「本体12時間」「ケース含めて36時間」
※SONY 製品サイトより引用
使用が可能になるバッテリー性能の向上です。
「SONY WF-1000XM3」は
ノイズキャンセルONで「本体6時間」「ケース含めて24時間」、ノイズキャンセルOFFで「本体8時間」「ケース含めて32時間」
※SONY 製品サイトより引用
だったので、
ノイズキャンセルONでは同等
ノイズキャンセルOFFでは4時間もバッテリーライフが増加
これには本当に驚きました。
後、充電能力も強化されたった5分で60分再生が可能になります。
また、置くだけ充電「Qi」にも対応した事で、本当に使い勝手が大幅向上しております。
普段使いにはこの性能向上は非常に助かります。
5.最後に
今日は、「SONY WF-1000XM4」の試聴機を聴いて見た感想を記事にしました。
「SONY WF-1000XM3」から「SONY WF-1000XM4」の進化は確実に実感できる機種になっており、確かに欲しくなりましたが、どうしても装着感が気になります。
もし、購入を検討されている方は、まず視聴をして頂いた方がいいと思います。
音楽は楽しく聴くのが重要ですので、購入後楽しく音楽が聴けなくなったらお金がもったいないですしね。。。
もし、お近くのオーディオショップで試聴機がありましたら、見て聴いて欲しいと思います。