「Noble FALCON 2」が発売されて約2週間。

毎日の通勤で使いまくっており、だいぶ馴染んできた感じです。

馴染んで来た所で次に改善を加える部分として有るのが

「イヤーピース」

購入された方で、このイヤーピースで悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

標準のイヤーピースでは物足りないけど、イヤーピースが多すぎてどれを選べば良いのか分からない・・・

今回は、そのお悩みに答えられるように、自分が今持っているイヤーピース6種類を使って聴き比べてみた結果を記事にしてみました。

「Noble FALCON」で試した事は有るのですが、イヤーピースを変える事で音質が全然変わります。

自分の耳に合ったイヤーピースを探すのは結構大変ですが、見つかった時に音楽を聴くのが今まで以上に楽しくなるので、この記事が手助けになれば幸いです。

１．今回使用したイヤーピース

今回は以下６種類のイヤーピースを使用しております。

標準イヤーピース ePro audio ear tips	Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様	JVCケンウッド スパイラルドット	コンプライ トゥルーワイヤレス	コンプライ TG-200	コンプライ Ts-200

２．各イヤーピースを装着して視聴した結果

今回は結果を5段階で評価したいと思います。

２．１．標準イヤーピース ePro audio ear tips

●評価

●結果

＜おススメポイント＞
「Noble FALCON 2」の標準イヤーピースのため、Fit感が良い。
音質に関しては、高音部分が聴きやすく、ボーカル重視の音楽を聴く場合は効果を発揮するイヤーピースになっている。

＜いまいちなポイント＞
低音部分の迫力は控えめなので、低音好きな人は別のイヤーピースを選ぶ方が良い。

２．２．Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様

●評価

●結果

＜おススメポイント＞
低音部分の迫力は、6種類のイヤーピース中ダントツに良い。
ROCKやヘビメタなどを気持ちよく聴きたい場合は、このイヤーピースがおススメ。
完全ワイヤレスイヤホン用に作られている事もあり、Fit感も良い。

＜いまいちなポイント＞
Fit感は良いのですが、耳穴に密着しすぎて圧迫感を感じる。

２．３．JVCケンウッド スパイラルドット

●評価

●結果

＜おススメポイント＞
高音部分の音を楽しく聴く事が出来る。
高音部分が非常にクリアなので、ギター・シンバルなどの楽器の音をしっかり聴きたい時におススメ。

＜いまいちなポイント＞
完全ワイヤレス用に作られてはいないので、FALCONの様なイヤホンノズルを耳奥に入れるようなイヤホンには、かなり圧迫感が有る。

２．４．コンプライ トゥルーワイヤレス

●評価

●結果

＜おススメポイント＞
完全ワイヤレスイヤホン用に作られているので、耳の奥にまで入りやすく、Fit感は高い。
ウレタンで出来たイヤーピースが耳の形に変形するので、他のイヤーピースに比べ圧迫感がなく、装着感は非常に良い。
音質は、低音・高音も強調されずフラット。

＜いまいちなポイント＞
値段が他のイヤーピースに比べて割高なのが難点。
他のコンプライ製品に比べて、かなり小さい製品となっているので、ウレタンの耐久性も低いので、交換を頻繁にする必要がある。

２．５．コンプライ TG-200 と Ts-200

●評価

●結果

＜おススメポイント＞
ウレタンで出来たイヤーピースが耳の形に変形するので、装着感は非常に良い。

＜いまいちなポイント＞
FALCONの構造上、耳の奥まで入れる必要が有るが、完全ワイヤレスイヤホン用に作られていない為、イヤーピースが大きすぎてうまく入らず、コンプライの性能がうまく生かされていない。

３．結果まとめ

製品名	低音	高音	Fit感
標準イヤーピース ePro audio ear tips	★★★☆☆	★★★★★	★★★★☆
Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様	★★★★★	★★★★☆	★★★★☆
JVCケンウッド スパイラルドット	★★★★☆	★★★★★	★★★☆☆
コンプライ トゥルーワイヤレス	★★★☆☆	★★★☆☆	★★★★★
コンプライ TG-200	★★☆☆☆	★★☆☆☆	★★★★★
コンプライ Ts-200	★★☆☆☆	★★☆☆☆	★★★★★

視聴した結果、

低音を楽しみたい ⇒「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」

高音を楽しみたい ⇒「標準イヤーピース ePro audio ear tips」

という結果になりました。

「JVCケンウッド スパイラルドット」も良い音を聴かせてくれたのですが、装着した際の違和感が非常に大きかったです。

完全ワイヤレスイヤホン、特に「Noble FALCON 2」の様にノズルを耳の奥に入れるようなイヤホンはものすごく違和感を感じるので、かなり人を選ぶ製品なのではと感じました。

同じようにコンプライの「TG-200」と「Ts-200」も本来のコンプライ製品の性能が生かしきれないので、購入候補からは省いたほうが良いかと思います。

JVCケンウッドからスパイラルドットの新製品が１１月１９日に発売される予定です。

商品の説明では、完全ワイヤレスイヤホンでのFit感を向上させているという事が記載されていたので、もしかしたら上記の結果が覆るかもしれませんので、発売されたら購入して装着＆視聴してみたいと思います。

４．最後に

今回は、「Noble FALCON 2」に6種類のイヤーピースを装着して聴き比べを行ってみました。

改めて見ると、「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」はやはり存在感が有る製品だと感じました。

これでいて値段も２ペア入って\1,000以下と、コンプライ製品の半額以下で購入出来てしまうので、コストパフォーマンスは最高に良い製品ですね。

もし、「Noble FALCON 2」を使われている皆様で、バージョンアップをさせたいとお考えの皆様は、上記の記事を参考に、イヤーピースを交換して頂ければ幸いです。