Noble FALCONシリーズのフラグシップ機
「Noble FALCON PRO」
を購入して早1ヶ月。
毎日、良いイヤホンで自分の好きな音楽を聴ける充実感に浸っております。
元々、音質に全振りした「Noble FALCON PRO」。
もっと快適に音楽を聴きたいと思いませんか?
そんな時は、「イヤーピース」の変更を考えましょう!!
イヤーピースを変える事で「音」や「装着感」を変える事ができ、より快適に音楽が聴けるようになります。
ただ、イヤーピースは種類も多くどれを選べば良いのか分からない・・・と思われる方も多いはず。
今回は、そのお悩みに答えられるように、自分が今持っているイヤーピース4種類を使って聴き比べてみた結果を記事にしてみました。
自分の耳に合ったイヤーピースを探すのは結構大変ですが、見つかった時に音楽を聴くのが今まで以上に楽しくなるので、この記事が手助けになれば幸いです。
今回使用したイヤーピース
今回は以下4種類のイヤーピースを使用しております。
標準イヤーピース | Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様 | JVCケンウッド スパイラルドットSF | コンプライ T-600 |
各イヤーピースを装着して視聴した結果
今回の結果を5段階で評価したいと思います。
標準イヤーピース ePro audio ear tips
●標準イヤーピース ePro audio ear tips
●評価
低音 | 高音 | 耳へのFit感 | イヤホン本体への装着性 |
★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
●結果
<おススメポイント>
標準イヤーピースのため、耳へのFit感とイヤホン本体への装着性が良い。
「Noble FALCON PRO」は今までのFALCONシリーズと比べイヤホンノズルが太くなっている為、今まで使っていたイヤーピースを装着する事が出来ないといった事も発生する。
しかし、標準イヤーピースは全くその不安もなく、購入してすぐ安心して使用する事が出来るのが良い。
音質に関しては、非常にフラット。
低音・高音が強調され過ぎないので、音楽を聴いていても疲れる事がない。
<いまいちなポイント>
非常にフラットすぎるので、Fit感や装着性より音質を重視する人は、他のイヤーピースを選んだ方が良い。
Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様
●Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様
●評価
低音 | 高音 | 耳へのFit感 | イヤホン本体への装着性 |
★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
●結果
<おススメポイント>
低音部分の迫力は、4種類のイヤーピース中ダントツに良い。
ROCKやヘビメタなどを気持ちよく聴きたい場合は、このイヤーピースがおススメ。
これは柔らかシリコンのおかけで耳にFitしやすくなったことの賜物。
<いまいちなポイント>
Fit感は良いが、耳穴に密着しすぎて圧迫感を感じる。
後、「Noble FALCON PRO」のイヤホンノズルが太くなった性なのか、今まで使っていたサイズのイヤーピースでは中々耳にFitせず位置合わせに苦労したので、使う場合はワンサイズ落として使うと良い。
最後に、「Noble FALCON PRO」本体へ装着するのに非常に手間がかかる。
JVCケンウッドスパイラルドットSF
●JVCケンウッド スパイラルドットSF
●評価
低音 | 高音 | 耳へのFit感 | イヤホン本体への装着性 |
★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
●結果
<おススメポイント>
低音部分・高音部分のバランスが良く、特に高音部分が綺麗に聴こえる。
女性ボーカルの音楽を聴く場合にはおススメ出来るイヤーピース。
商品名前にもある「SF(ストレスフリー)」が示すように、素材が非常に柔らかいシリコンに変わった事で「JVCケンウッドスパイラルドット」に比べて耳へのFit感は増していると感じる事が出来る。
<いまいちなポイント>
Fit感は向上するが、耳穴に密着しすぎて圧迫感を感じる。
「Noble FALCON PRO」のイヤホンノズルが太くなった事で、イヤホン本体に装着するのに非常に手間がかかる。
コンプライ T-600
●コンプライ T-600
●評価
低音 | 高音 | 耳へのFit感 | イヤホン本体への装着性 |
★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
●結果
<おススメポイント>
ウレタンで出来たイヤーピースが耳の形に変形するので、他のイヤーピースに比べ圧迫感がなく、耳へのFit感は非常に良い。
音質は低音部分・高音部分のバランスが良く、耳へのFit感も相まって、聴き疲れする事無く音楽を聴く事が出来る。
また、イヤホン本体への装着性も非常に良く、苦労する事無く装着が出来る。
<いまいちなポイント>
値段が他のイヤーピースに比べて割高なのが難点(1ペアで¥1,000前後する)。
コストパフォーマンスは他のシリコンのイヤーピースに比べて悪い。
完全ワイヤレス仕様で作られてはいないので傘の部分は長く、イヤホンノズルを耳奥に入れても奥まで入りきらない為、イヤホン本体が浮いたような形になってしまう。
結果まとめ
視聴した結果、
●低音を楽しみたい
⇒「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」
●高音を楽しみたい
⇒「JVCケンウッド スパイラルドットSF」
●快適性・装着性を求めたい
⇒「ePro audio ear tips」もしくは「コンプライ T-600」
という結果になりました。
「Noble FALCON PRO」のどの部分に不満が有るのか、又はここをもっと強化したいというのが有る場合、上記の結果を参考にカスタマイズして頂ければいいかなと思います。
私は、FALCONシリーズでは「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様一択!!」と思っておりましたが、今回「コンプライ T-600」が意外に良く、特に耳へのFit感やイヤホン本体への装着性が非常に良かったので、鞍替えしてしまいました(笑)
※イヤホン本体が浮いたような形になってしまうのがちょっと辛いんですがね。。。(苦笑)
参考まで
「Noble FALCON 2」で使った下記イヤーピースに関しては、「Noble FALCON PRO」では装着できなかったのでお伝えしておきます。
・コンプライトゥルーワイヤレス
・コンプライTG-200
・コンプライTs-200
※購入したイヤーピースが使いまわせないのはつらいですね(泣)
最後に
今回は、「Noble FALCON PRO」に4種類のイヤーピースを装着して聴き比べを行ってみました。
改めて見ると、「音質を取る」か「快適性を取る」かに分かれる結果になりましたね。
低音が好きな私の中では「Final TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」は存在感が有る製品ですが、装着性が。。。
また、前まで使っていたイヤーピースが装着できない問題もあり、「Noble FALCON PRO」のイヤーノズルが太くなった事が大いに影響しております。
「Final」から軸太ノズルにも快適に付けられるイヤーピースが出てきて欲しいなぁ。。。(おそらく無理かなとは思いますが)
もし、皆様の方でもこのイヤーピース良いよという製品が有りましたら、コメント頂ければ幸いです。