「Moondrop DAWN」とはどんな製品?【iBasso DC04との比較有り】

皆様こんにちは、Taka(@Taka31599979)です。

「Moondrop」から、新たな製品が発表された記事を「HiFiGO」で見つけたので、ご紹介いたします。

それが、

「Moondrop DAWN
HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

です。

様々なメーカーからUSB-DACがリリースされている中、「Moondrop」から発売される「DAWN」はユーザーにとって非常に魅力的な製品になっている事が商品紹介ページの内容を読んでいると伝わってきます。

今回はそんな「Moondrop DAWN」に関して、以下の内容

1.「Moondrop DAWN」その性能は?

2.「Moondrop DAWN」の注目すべき点

について記事をまとめ皆様に情報を展開していきたいと思います。

今回の記事は高品質のオーディオ機器が何でも揃うショッピングサイト「HiFiGO」から得た情報を元にまとめております。

では、ご覧ください!

「Moondrop DAWN」を発表!その性能は?

同じDACや出力端子を持つ「iBasso DC04」を比較対象として見てみる事にします。

Moondrop DAWNiBasso DC04
DACCS43131 x 2CS43131 x 2
PCM768kHz/32bitまで384kHz/32bitまで
DSDDSD256までDSD256まで
バランスヘッドホン出力4.4mm4.4mm
重さ14g
価格$69.99(HiFiGo)¥7,000
音声仕様
バランス出力
出力電圧高ゲイン:4Vrms
低ゲイン:2Vrms
4Vrms
出力レベル230mW @32Ω
54mW @300Ω
195mW @32Ω
全高調波歪み + ノイズ0.00017%0.00032%
周波数特性20Hz~40kHz
SNR117dB133dB
DNR132dB 

不明個所は空白に、変更点を赤太文字にして表にまとめております。

音声仕様に関して結構差が有りますね。

次はHiFiGoの「Moondrop DAWN」紹介ページに載せられている情報から注目すべき点を見ていくことにします。

「Moondrop DAWN」の注目すべき点

コンパクトながらも高出力

注目すべき点の一つ目。

それはコンパクトながらも高出力な点です。

HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

今回は「iBasso DC04」と比較しておりますが、

●iBasso DC04 ⇒ 195mW@32Ω

●Moondrop DAWN ⇒ 230mW@32Ω

出力レベルで35mWほど高くなっています

これだけ出力が有れば、大体のイヤホンやヘッドホンは駆動し、楽しく音楽を聴く事が出来るのではないでしょうか。

DAPを買わなくても、Type-C端子を持つ「スマートフォン」や「PC」で気楽にイヤホンやヘッドホンを使う事が出来るようになると考えられます。

低ノイズ・低歪み

注目すべき点の二つ目。

それは低ノイズ・低歪みとなっている点です。

下記画像を見てください。

HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

本文の説明では

The backgroud noise is as low as 1.3μVrms.
And SRNis as high as 132dB.
Even for the ultra-sensitive multi-BAs earphones the background noise is also inaudible.

※HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

と記載があり、確かに測定結果も両チャンネルとも1.3μVrmsとかなり低くなっております。

この説明では「バックグラウンドノイズも聞こえない」とある事から、「サー」というホワイトノイズもほとんど聞こえないという事が期待できます

後は「全高調波歪+ノイズ」に関して。

下記画像は、計測結果ですが

HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

仕様にある

THD+N:0.00017%
は両チャンネルとも満たしており、歪みの少ない非常にきれいな音を出力できる結果になっています。
また、ノイズ対策として独特なケーブル構造となっているのも特徴です。
下記2つの画像を見てください。

HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

 

HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

そう、ケーブルが並列配線になっています。

これに関して、説明文では

Uses customized parallel arrangement of high-purity copper silver-plated digital signal transmission cable.
It is more beneficial to the transmission of digital signals than hand-woven audio cable.
Ensure low distorition and anti-interference of digital signals.

※HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

とあります。

この文章では

「並列配置を使用する事で手織りのオーディオケーブルよりもデジタル信号の伝送に有利。デジタル信号の歪みを少なくし干渉を防止する」

と説明されています。

配線まで徹底的にノイズ対策している点は、「Moondrop DAWN」の注目すべき点の一つでしょう。

外部の電磁干渉を防ぐアルミボディ採用

注目すべき点の三つ目。

それは「外部の電磁干渉を防ぐアルミボディを採用している」点です。

下記画像を見てください。

HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

アルミの断面図となっておりますが、程々の厚みを持っているのが分かります。

説明文は

DAWN 4.4mm is designed with aviation aluminium alloy CNC shell.
It not only has rigidity but also can shield external electromagnetic interference.
White matte paint spraying presenting delicate texture.

※HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

と有り、「航空用アルミニウム合金CNCシェルを使用して設計」されているという事が明記されています。

航空用アルミニウム合金を用いる事で、

●高い剛性

●外部の電磁干渉を遮断

の2つをボディに持たし、軽いながらも強くノイズ対策もしっかりされたボディになっている事が分かります。

また「Moondrop DAWN」本体の画像も見て頂くと分かるようにホワイトマットペイントが施され非常に美しく、見た目にもこだわっているのがユーザーには嬉しいですね。

最後に

今回は「Moondrop DAWN」に関して記事にまとめてみました。

HiFi GO Moondrop DAWN紹介ページより引用

「Moondrop DAWN」という製品

●高出力

●低ノイズ&低歪み

●ノイズ対策を施したうえで質感にもこだわったボディ

の3点がかなり魅力を感じるポイントだと思いました。

上記、「Moondrop DAWN」の画像を見てもらってもわかる通りホワイトカラーが美しい非常に質感が高い製品となっています。

そして高出力&低ノイズ&低歪みを実現し、お値段も$69.99(1万円前後)となれば、一つ持っておいても良い製品なのではないでしょうか。

日本での発売がいつになるか。

引き続きウォッチをしていこうと思います。

もし、HiFiGoで先行して買われた方がいらっしゃいましたら、コメント頂ければ幸いです。

それでは、失礼します。

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