HA-FA1100の迫力の低音は、音楽を情熱的に聴かせてくれる。
低音好きな私は、このイヤホンに出会えた事に感謝しながら、毎日情熱溢れる音で音楽を聴いております。
全く志向が違う完全ワイヤレスイヤホン「Noble FALCON」を、イコライザ調整する事で低音を強調させ、このHAーFA1100の迫力ある低音に近づけるべく対応した記事
【図解】Noble FALCON イコライザ設定で自分好みの音質にする
を、以前上げましたが、Noble FALCONを聴いていて思ったのが、全体的に音をクリアに聴かせてくれるイヤホンである事。
HA-FA1100は低音は迫力があるのですが、その反面、高音部分は少しボヤッとしている感じがし、これが気になり始めました。
Noble FALCONでもイコライザでかなり満足できる調整出来たので、同様にHA-FA1100もイコライザで高音部分を調整ができるのでは?と思い、今回挑戦した事を記事に致します。
ご興味のある方は、是非記事を読んでいただければと思います。
1.HiBy Musicのイコライザを使う
今回は、HiBy R6 Pro ALに標準でインストールされているアプリ「HiBy Music」のイコライザで調整を試みます。
まずは、イコライザ調整画面までの行き方の説明から。
①HiBy R6 Pro AL のTOP画面にて「HiBy Music」をクリックします。
②「HiBy Music」が起動したら「左上」の人型のアイコンをクリックします。
③メニューが左から出てきますので、「イコライザ」をクリックします。
④イコライザの設定画面が開きますので、後は音楽を聴きながら、自分の好きな様に調整を加えていきます。
2.周波数の調整
「HiBy Music」のイコライザに関しましても、「Noble Sound Suite」と同様の「31、62 、125、250、500、1K、2K、4K、8K、16K」の10の周波数帯の調整が可能となっております。
さて、今回も変更して行くのですが、前回と同様、下記の表を参考に調整を行いましょう。
31Hz | |
62Hz | ドラム(バス) |
125Hz | ベース |
250Hz | ベース |
500Hz | |
1KHz | ボーカル |
2KHz | ボーカル |
4KHz | ボーカル |
8KHz | エレキ・ドラム(シンバル) |
16Kz | エレキ・ドラム(シンバル) |
周波数帯??それを変えると何が変わるの??に関してはあまり深く考えず、実際に音楽を聴きながら各周波数帯を弄って、自分の聞きやすい様に変えて行きましょう!
調整に関しては、バーを上にずらす(プラスにする)事で、その周波数帯の音を強くし、バーを下にずらす(マイナスにする)事で、弱める事ができるので、物足りないなとか強調したいなと思ったらバーをプラスに、この音が少し耳障りだとか音が割れるなと思ったらバーをマイナスにすればOKです。
3.HA-FX1100にお勧めな設定
私が、色々な音楽を聴きながら、「おお!!!これは!!」と思った設定はこちら。
AMP | -1.0dB |
31Hz | +3.0dB |
62Hz | +2.0dB |
125Hz | +1.0dB |
250Hz | +1.0dB |
500Hz | 0.0dB |
1KHz | +3.0dB |
2KHz | +3.0dB |
4KHz | +4.0dB |
8KHz | +5.0dB |
16Kz | +7.0dB |
HA-FX1100は、元々低音の力強さに定評のあるイヤホンである為、低音部分は押さえ、その代わり高音部分を強くする事で、全体的に楽器の音を際立たせようと、上記の設定にして見ました。
これにより、楽器の音それぞれがくっきりはっきり聴こえる様になり、音楽の臨場感が増し、鳥肌が経ちました。
イコライザでこれほど変わるとは。。。これは実施して正解です。
ただ、全ての曲が満足いくものではなく、音楽によってはボーカルの音割れが発生し、聴けたものでは無くなった為、もう少し調整が必要では有りますが、挑戦してみるとより満足ができる音になると思います。
4.残念な点
「HA-FX1100」と「HiBy Music イコライザ」の組み合わせで、音楽を聴く事が益々楽しくはなるのですが、1点残念な点があります。
それは。。。
HiBy Music イコライザ、一つしか設定できない。。。
変えたいと思ったら、いちいち調整が必要になります。
せめて、もう一つは設定できる様にして欲しかったなぁと思います。。。
アプリのバージョンアップで改善してくれたらいいのですが。
5.最後に
今回は、「HiBy Music イコライザ」による「HA-FX1100」の音質改善に関して記事にして見ました。
調整自体は簡単ですし、イコライザにはリセット機能もあるので、何度でもリトライ可能ですので、記事を参考に調整して頂ければ幸いです。
自分の好きなイヤホンで、自分好みの音作りをして、より良い音楽ライフを過ごしましょう!!
それでは。